やめてからも暫くは頭から離れない飲酒。
脳内に麻薬(エタノール)を送り込んで、強制的に楽しい気分になるのが、飲酒だ。これの恐ろしいところは、その偽物の楽しい気分を何度も味わいたくて、飲んでいる内に、24時間その薬物(エタノール)が必要になってしまうこと。酔っぱらった状態が正常で、素面が異常だと脳が認識してしまうこと。
アルコール依存であろうとなかろうと、誰でも酒を過度に飲めば、脳が薬物に反応し、泣いたり笑ったり、怒ったり、喧嘩を仕掛けたり、車を運転したり、路上や線路で眠ったり、実に様々な行動が見られる。
幼児から小学生くらいまでの子供を見ていると分かるが、彼らは好きなことをやっているとき、心から楽しそうである。
何歳からでも、酒よりももっと楽しいことが見つかる。
飲酒が楽しいのは、薬物(エタノール)の薬理作用に身体が反応しているだけである。これは、麻薬やら覚せい剤やらと同じことだ。下記のような事件がそれを端的に示している。
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昨日(2016/10/21)の午前5時半ごろ、東京は府中市の路上で、それまで同じ飲食店で酒を飲んでいた男同士(両方とも50代のおっさん)が喧嘩して、一方が亡くなった。
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朝の5時半。早起きしてジョギングしている人ならば健康的だが、飲んで酔っ払って、こんな早朝に喧嘩して亡くなるなんて。。。酒の魔力は恐ろしい。
こんな恐ろしい飲み物(酒)ではなくて、もっと健康的で楽しいことを探そう。
と言うわけで、本日はかみさんとメトロ主催のウォーキングに行ってきたので、冒頭からの写真と共に、後半は、旧古河庭園のバラをどうぞ!
(ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ)
(デザート・ピース)
(ニュー・アベマリア)
(朱王)
(ランドラ)
(フロージン’82)
(ローラ)
まだまだバラの写真があるので、明日のブログに!
これは、ここの庭園の芝生で行われた、東京芸術大学出身の若い女性カルテットによる弦楽四重奏・ミニコンサート『秋バラの音楽会』。
モーツァルト「ニ長調K.136より第一楽章」
マスカーニ「カバレリア・ルスティカーナより「間奏曲」」
さだまさし「秋桜」
美空ひばり「川の流れのように」
ドヴォルザーク「弦楽四重奏曲12番作品96.B.179より第一楽章、第四楽章」
良く手入れされたふかふかの芝生の上に座って聴いた音楽は、酒なんぞでは味わえない、真の楽しさに心の底から出会えた。
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