「飲み過ぎに注意しましょう」
これは、特に忘年会たけなわの今の時期、酒を飲む人が心掛けなければならないことだ。
だが、私のみすけは、飲酒の現役時代、常に飲み過ぎに注意していたはずだが、飲み過ぎなかったことがない・・・つまりいつも飲み過ぎていた(笑)
考えて見ると、そもそも、飲んでいる人が 飲み過ぎに注意することは出来ない仕組みになっている。飲んでいる内に酔っぱらってきて、肝心の注意を司る大脳に麻酔がかかってしまうわけだから。
この、「飲み過ぎに注意しましょう」と言う、抽象的で無責任な標語を押し付ける人に聞きたい。一体、どうやって注意すればいいのかな?
その上、世の中、どんどん飲め!浴びるほど飲め!好きなだけ飲め!みたいな風潮ではないか。目の付くところに酒のポスターが貼ってあり、テレビでは、酒のCMが流れている。
酒の表の面のみ強調され、裏の面は隠されている。人は酒を飲むときに、表しか考えず、飲み過ぎて、その裏に気付く。
なので、飲み過ぎることに注意を喚起したいなら、寧ろ「飲ませ過ぎに注意しましょう」とか、「酒の売り過ぎに注意しましょう」とかのほうが合っていると思うが。
売られているあらゆる飲み物の中で、飲み過ぎに注意しなければならないのは、酒くらいのものだろう。ジュースやお茶や牛乳その他の飲み物で、飲み過ぎに注意しましょう、なんて聞かない。
今では酒を飲みたいとは全く思わないが、人間なので、何かの拍子で魔が差して、ひと口でも飲んでしまうことだってあるかもしれない。
先日、Twitterで、断酒されている方が、居酒屋で青汁ジョッキを頼んで、店員がはいどうぞと持って来たのをゴクゴク飲んだら、何だか身体が熱くなって来て、店員さんに確認したら、青汁ハイだったそうだ。
これはもちろん、事故である。この方は、その後、そこから再飲酒してしまうことなどなく、青汁ジョッキを頼みなおしたそうだ。
これがもし私だった場合、どうなるか分からない。ひょっとしたら、そのまま、飲み過ぎにつながることだってないとは言えない。
ただ・・・忘年会のオンパレードで、てんやわんやの方には申し訳ないのだが、私のみすけは、断酒以来、酒席がどんどん減っており、今では年に数回程度である。それと、かみさんは下戸なので、家に酒が置いてない。
そんなわけで、誤って飲んでしまう確率はかなり低い。
これから怒涛の忘年会が続く方、周囲の人の飲み過ぎには注意したほうが良い。とばっちりを喰らう前に、一次会で、さっさと、颯爽と、家路に着こう!そして、翌日、涼しい顔で出社して、バリバリ仕事をしよう!
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)