昨日は、力になれないもどかしさを書いたのだが 、いつもより多くのコメントが入った。
何となくだが、コメントを入れて下さった方以外でも、記事を読んで、何か感じて下さった方が沢山いらっしゃることが、分かった。自分の心に、共感して下さった方の、何かが伝わって来たような気がした。
そんなことをきっかけに、記憶とは面白いもので、何故か昔、高校の物理で習った、共振と言う現象が、頭に浮かんだ。
「分かりやすい高校物理の部屋」と言うサイトに、そのサイト名通り、分かりやすい例が書いてあった。
平行に張った横糸から、A、B、C、Dと様々な長さの縦糸の振り子を吊るす。
この中で、AとCの縦糸の長さが同じ。
振り子Aを振動させると、徐々に、振り子Cも振動を始める。
縦糸の長さの違う、振り子BとDは、動かない。
振り子の場合、固有振動数は、糸の長さで決まる。
「このように、個々の物体が持つ固有振動数と同じ振動数の揺れを外から加えると物体が振動を始める現象を共振といいます。」
と、サイトでは共振について説明されている。
断酒のブログも沢山あって、そんな中で、このブログを選んで読んで下さっている方は、きっと、私の断酒に対する思いに共振していらっしゃるのだと感じた。
そう言えば、断酒初年度の辛かった頃に私が縋るように読んでいた断酒の先達方のブログも、いつも決まっていた。
何故かその方のブログを読むと、心が落ち着いた。きっと、心が共振したのだろう。
力になれないもどかしさももちろんあるが、断酒のブログを書き続けて来たことにより、自分の断酒に懸ける思いが、多くの方の心に共振現象を起こして、その方の人生をほんの少しでも良い方向へと導くきっかけとなったのかもしれない。
そんなことを考えたら、何故か無性に嬉しくなってしまった。
ひとりの飲んだくれが酒を断った。
苦し紛れに断酒のブログを書き始めた。
書いている内に、それを読んで下さる人が現れた。
日々主張している断酒の考え方に共振し、共に断酒をする方も現れた。
こんな感じで、以前には、そのことを波紋で表現したけれど、今日は共振で例えてみた。
断酒のブログやTwitterを続ければ、多くの人の目に留まり、中でも、私と同じ長さの心の糸を持つ方の心は、共振することがある。
断酒の共振現象を起こし、もっと多くの断酒仲間を作りたいなと、そんなことを考えた。
だからこそ、一度でも共振して下さった方は、何等かの理由で一旦離れて行ってしまっても、きっとまた戻って来て下さると思う。
距離は関係なく、同じ長さの心の糸を持っている方は、きっとどこかで、共振するからである。
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