5年前の3月から、ずっと断酒のブログを書いて来て、良かったことは沢山ある。
中でも、長く書き続けたことにより、読者の方の断酒の歩みを見守る機会に恵まれたことも、そのひとつ。
ブログ開設当初は、自分の苦しさや、絶対に酒なんぞ飲むものか!との強がり・やせ我慢などをブログに吐き出すのが精一杯だった。
でも、2年目くらいから、少しずつだが、余裕のようなものが生まれ、一緒に断酒をして下さる読者の方と歩んでいることが、実感出来るようになって来た。
嬉しいのは、読者の方の断酒の歩みの、辛さを乗り越えてゆく過程が分かること。
断酒直後に、辛さや不安のコメントを下さった方が、その後も日々コメントを入れて下さる。
そして、一日一日ではそんなに変化を感じないものの、ひと月、3か月、半年と経つ内に、安定して来るのが感じられ、ついに初めてのコメントから1年を迎える頃、その方は確実に成長している。
もう一つは、同じ読者の方でも、静かに毎日読んで下さりつつ、断酒を続けている方。コメントが入るわけではないので、私には、その方の存在は分からないのだ。
が、ある日ある時、突然メールが届くことがあるのだ。
こんな具合に。
「のみすけさん、初めまして。xxと申します。
実は、x年前にのみすけさんのブログを見つけて、断酒を始めました。
もう、xxx日経ちます。」
私は、そのようなメールを頂くと、本当に心の底から嬉しくなる。
あぁ、私は知らなかったけれど、この方は、ずっと一緒に断酒の道を歩んでおられたのだ!と。
色んな酒のやめ方があるけれど、ブログがきっかけで、そしてブログと共に自分の断酒を進めて行くというのも、ひとつのやり方であることは、確かだ。
いつかは酒を断とう、とこう思って、今も飲んでいる方がいるなら、経験者の私から、言わせて頂く。
その、「いつか」は、行動しない限り絶対にやってこない。今、断てば、その「いつか」は、もうやって来て、既にスタートを切ったことになるのだ。
或いは、せっかくやめていたのに、また飲んでしまった方がいるなら、今、また断って、つい最近まで続けることの出来ていた、断酒の世界に戻ればいいのだ!
日々書いているこの文章が、多くの方の目に留まって、断酒のきっかけとなることを切に願う。
(冒頭の写真は、家族からもらった、父の日のプレゼント。メッセージは娘が書いてくれたもの。ブログでは《のみすけ》、Twitterでは《断酒男爵》なのだが、家族は《のみすけ》より、《断酒男爵》のほうが好きみたい(笑))
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