もう少しで断酒3週間達成だ!最初の目標の一ヶ月まで、もう少しだなぁ。
更にこの断酒モチベーションを維持&UPするため、過去のアルコールによる惨めな出来事を思い出し、書き残しておこうと思う。
いきなり泥酔事件簿「その2」からだが、「その1」は、昨日の「虎刈り事件」ということで。。。
あれは、国鉄がJRになった年だった。私は、二十代半ばの、体力にも知力にも満ち溢れ、毎日毎日仕事が楽しくて楽しくて、今で言う、過労状態で働いていた。月間トータル300時間くらいは働いていたかな。それでも、元気一杯だったのは、若さと楽しさがあったからだろう。
その年の忘年会で、私のとんでもない泥酔事件が起きた。夕方6時くらいから、なんだかんだとチャンポンで飲み、確か、3次会まで行った。飲み終わりは、たぶん、日付が変わる直前くらいだったか。
飲み会の後、私がハタと、ここはどこ?私は誰?と我にかえったのは、忘年会の翌日の早朝2時か3時ごろだった。前日の終電近く、始発駅から乗車して家路についたはずなのに、気付いたら、その始発駅にいたのだ。恐らく、始発駅と終着駅を泥酔状態で眠ったまま、往復していたのだろう。
で、駅員さんに
「お客さーん、起きて下さーい。もう、電車ありませんよー。駅閉めますから」
と、駅を追い出された。
ふらふらと歩きつつ、少しずつ思考が現実に戻ってきた。
あれ?セカンドバックもないし、腕時計もない。定期もなけりゃ、家の鍵もない。ってことは、セカンドバッグの中の物、全部ない!財布、現金、キャッシュカード、クレジットカード、免許証、保険証...etc
なんで、あんなにも無防備に貴重品を持ち歩いていたのだろう?今では考えられない。オマケに、支給されたボーナスを10万ばかり引き出して、バッグに入れていた。定期も半年分、その日に購入したばかり。あ~ぁぁぁ!
微かだが、「大丈夫?」なんて言われて介抱されたような記憶があったので、たぶん「介抱スリ」というやつに、セカンドバックと腕時計を盗まれたのだと思う。
始発まで電車を待つにしても、現金が1円もないので、何もできない。電車が動き出しても、切符すら買えんし。当時は、今では当たり前の個人用の「携帯電話」など存在しなかった。
で、取った行動は?
店仕舞いを始めていた手相見の人に声をかけ、10円玉を一枚恵んでもらった。それで、友達に電話して、夜中に某駅まで来てもらった。なんと、友人は、すぐにタクシーで来てくれた。
長くなるので、この続きは、またいつかということで!
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