お酒を飲むのが当たり前の生活だった、つい一月前。休肝日など、考えられなかった、あの頃。その頃とは180度違う、毎日が休肝日のこの頃、お酒が遠ざかって行く。
断酒を始めた頃は、夕方からの飲酒欲求を我慢するのが、苦しかった。。。
なんと例えたらいいのか。腹の底から突き上げるような、腹中に住む酒の餓鬼が腹の中から叫ぶような、文字通り、喉から手が出るほど、酒が飲みたくてたまらなかった。じりじりとあぶら汗が流れるのだ。飲みたくて飲みたくて。
それで、レモンだの、クエン酸だのを冷水に混ぜて飲んだりして気を紛らわせていた。
ところが、最近、毎日ではないけれど、酒を忘れて過ごしていることがあり、ふと、それに気付いた時、とても嬉しくなる。あぁー、酒の囚われから解放されてるなーって。決して、このくらいのことでは油断はしないが。
飲酒って、やっぱり、タバコと同じで、自分の身体にベッタリと張り付いていた「習慣」であり、「囚われ」だったんだなー。ほんの少しずつだけれども、「飲酒習慣」が身体から、薄皮を剥がすように、一日、一日と落剥して行くのを実感している。
でも、一度でも飲酒を再開したら、一気にまた何センチもの厚さで、ベッタリと張り付いてくるのも、分かっていますよ、「飲酒習慣」クン!
昨日のニュースでも、埼玉県川口市で、「酔って乱闘」という事件が報道されていましたね。30代から40代の人が数人、刺された、とのこと。また、アルコールの一気飲みでも、今年に入って既に3人ぐらい亡くなっているそうですし。
わざわざお金を払って「毒」を飲み、自分の貴重な命を危険に晒し、あまつさえ、急性アルコール中毒で亡くなったり、他人や家族を傷つけたり、傷つけられたり。一体、お酒とは何だろうか。
私のブラックアウトの経験から考えると、記憶のない内に自分が誰かに刺されて死に至るとか、逆に、気付いたら、手に刃物があり、目の前に、身体のどこからか大量出血して誰かが倒れている、なんてことも有り得るわけです。
これからも、ずーーーっと、アルコールを警戒して生きていきます。お酒を身体に入れなければ、アルコールは悪さをしないのですから。
↑愛用のトイカメラVQ1005の写真を並べておきます。全然、思ったように撮れないところが、おもしろいです。
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