世に「酒」は、洪水のように溢れている。道を歩けば、酒に当たる。
一昔前まで酒屋でしか買えなかったのに、今やコンビニで気軽に入手できる、酒。
その銘柄たるや、選ぶに困るほど。デパートやスーパーの酒売り場には、世界の果てから集められたような珍酒まで並ぶ。
一歩外に出れば、チェーン店の居酒屋やら、個人経営の焼き鳥屋やらが、おいでおいでとノンベーおやじを誘い込む。
(←本日、たまたま用事で出かけた先の帰り道、綺麗な神社がありました。通り過ぎようとしたら、「ちょっと待って。ここでお願いしていこう」と娘が立ち止まり、境内へと。
おやじの断酒が続くことをを祈ってくれる娘。
これじゃー、飲めませんね)
適度に飲める人、酒をコントロールできる人には、飲むこと・飲めることが幸せだろう。私のように、酒に対してアンコントローラブルな人間は、勘違いしていたのだ。酒に対してそういう人々と同じ能力を持っていると。飲むことが幸せな時間だと。
実は、自分だけ、アルコールによって演出された偽りの幸福感に満たされていただけなのに。家族は、私一人にいつも振り回されていて、不幸だったのに。
ブログタイトルの「酒をやめてhappyになろう!」というのは、酒を飲み酔うということが、幸せなのか?という自分への根源的な問いから生まれた。飲んで自分だけいい気分になって、家族に迷惑を掛けているという事は、私を含め家族全員が、誰もhappyではない、ということ。
今のところ、酒をやめていることによって、happyか? と問われれば、自信をもって、そのとおり!happyですと答える事ができる。
酒を飲む人、飲まない人、飲めない人、飲みたくない人、人それぞれだろうが、私はこれからも、自分の意志で「飲みません」
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