3月から、寒かったり、暑かったり、また寒くなったりを繰り返しつつ、もう、4月もそろそろ終わり。着実に季節は初夏へと向かっている。
街を歩いていると、木々の緑が濃くなり、吹く風が、頬に心地よく当たる。巷では早くもビアガーデンがオープンしたとか。
むむむ。ビアガーデン!大好物(だった)生ビール...か。あの喉越し。
まー、飲んでいた頃は、生ビールをジョッキで何杯もお代わりし、結局、何杯飲んだか分からないで、会計を済ませ、次の店へ行き、他の種類の酒を飲み・・・泥酔おやじの一丁上がり!なんてことを繰り返していたわけだ。
これからの季節、暑くなるに連れ、何もしなくても汗が出る。以前は、帰宅して冷蔵庫から缶ビールを2~3本取り出して、プルタブをプシュッと開ける瞬間が極楽だったのだが、今は、グラスに氷を放り込み、冷やしておいた水を注ぎいれ、ゴクゴク飲んでいる。ちょっとクエン酸を入れたりして。
と、ここまで、断酒の優等生のような事を書いてきて、実は、告白しなければならないことがある。
断酒を宣言しているくせに、実に未練たらしいのだが、先日、アルコール0.00%と書いてあるノンアルコールビールというのを飲んでみた。本物とちょっと似てるけど、全然違う(笑)何が違うんだろう、後味かな?妙な甘さが舌に残る。もう一度飲みたいとは思わない味。
アルコールが入っていなくてもいいから、似た味のものを飲みたい、なんて、まだまだ、酒に未練があるということだな。30年も飲み続けてきたものを、プツッと断つのは、並大抵のことではないと、つくづく思う。言うは易く行うは難し。
なんとか今日も酒を飲まずに過ごすことができた。一日一日飲まない日を積み重ねるしかないなー。なかなか仙人のようにはなれません。
頭の中からアルコール願望を消すことはできなくても、理性の力で身体に入れないことは、出来る!
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