朝方までだるく、いつものような寝覚めではなかった。寝てばかりもいられないので、起きて色々とこなしている内に、身体がしゃきっとしてきた。
丸で、二日酔いの時の、あー、アルコールが抜けたなー、というようなあの感覚で、午前中のある時、すっと身体が楽になる瞬間があった。あの時、自分の身体から風邪が去ったのだろう。不思議な風邪だったなあ。
プラスに考えると、この連休の風邪は、断酒の救いの神だったのかもしれない。もし、いつもの通り元気だったら、あちこち出かける予定があったので、ひょっとしたら、陽気に浮かれて、ビールをグイッと飲んでいたかも。。。などと想像すると、恐ろしい。
こうしている間も、何人もの方から、ご心配下さるコメントを頂き、とても嬉しい。断酒したことによって、日本だけでなく、国外にお住まいの方とも、ブログを通して知り合えるなんて、想像すらしていなかった。
断酒を始めようと考えた時、あったのは「悲壮感」のみ。大好きな人との一生の別れのような感覚だった。酒との別れは本当に悲しかった。色で言うと、ブルー、温度で言うと、氷点下。凄い吹雪の中、山を越えるような感じ。
ところが、実際に断酒を始めて、日が経つうちに、先日の記事に書いたような、自分にとっても、家族にとっても、様々の良いことが起こった。
更に、一番良かったのは、既に断酒を何年もされている方や、私と同じ頃に始められた方、最近始められた方など、沢山の断酒の仲間の方と知り合えたこと。この出会いは、よくテレビのCMでやっているけれど、「プライスレス」。自分が決めたのと同じ道を歩む方と知り合えたこと。これは、一生ものの宝。
最初は、暗く悲しい雰囲気で開始した断酒。それが今、断酒を楽しんだほうが、長続きするし、精神的にも楽なんじゃないか、と思う。色で言うと、オレンジ、温度は、いい湯だな!てところかな。
断酒生活、どうせなら、楽しんじゃえ!ということで、また下らない語呂合わせを考えたり、飲まない生活の利点を考えたりしていこう。コーラやら野菜ジュースやら飲みつつ。
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