日中、気温が上がり、歩いていても、暑い。電車は、冷房が効いていた。
太陽がギラギラ輝き、日中汗を掻くと、条件反射的に、ギンギンに冷えたジョッキに、クリーミーな泡を載せた、生ビールが、頭の中にチラつき、グルグル回る。
本当に、飲みたかった。
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『ジュースみたいなもんだよ、一杯だけなら、大丈夫』と、悪魔が誘う。
『アルコール度数が低いとはいえ、ビールだって、お酒に変わりはないし。飲まないと決めたんだから、飲まない!』と、言い返すが、心はふらふらしている。
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酒を飲まない人(内のかみさん)は、あんな苦いものどこがうまいの?というが、あのホップの効いた苦味と炭酸ガスの液体が、喉を通り過ぎる時の快感は、何物にも代え難い。
寒くなればなったで、今度は、日本酒の熱燗が恋しくなるのは、目に見えているし。
この、飲酒欲求は、生きている限り無くならないのだろうな。理性のチカラでこれを押さえ込み、飲まないというのは、かなりの努力が必要。
これからもっと暑くなり、本格的な夏が来た時、昨夏までの記憶が、断酒の邪魔をしそうで、怖い。今から対策を考えないといけないなー。
ノンアルコールビールは、私には合わないし、りんご酢とか、クエン酸とか、コーラとか、いろいろ代用品を試しているが、これ、というのがない。あたり前の話しだが、これら代用品は、アルコール含有してないもの。
所詮は、アルコールに依存していた頃の自分の記憶が、こういう迷いを生じさせているのだが。パソコンのように、記憶を削除するわけにもいかぬし。タバコの時は、ここまでの欲求が無かった。(もっとも、タバコは、禁煙に10回もトライしたが)
結局、昨日の記事の落ちと同じで、
「今日一日酒を飲まない」
を毎日繰り返すのみ。
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