日々の飲まない生活が、少しずつだが板に付いて来たかと思っていたら、ここのところの気温の上昇と、ギラギラと輝く太陽。
この状況設定が、昨夏までの炭酸入りアルコール飲料の記憶を呼び覚まし、飲酒欲求が強まっている。
ん~。毎日同じ気持ちの繰り返しだ。飲まないほうがいいという事は、自明なのだが、それでも、飲みたい!ビール一杯くらい、いいだろ!と、自分の中にいるアホな奴が要求する。
あ~あ!ドラえもーーーん!ていう、のび太の気持ちだ。
そんなわけで(どんなわけだか)、ドラえもんの秘密道具で、お酒に関するものなんてあるのかなー、って調べたら、
「ホンワカキャップ」
なんてのがあった(笑)
ペットボトルの注ぎ口にこのキャップを着けて、ジュースとかコーラとかを飲むと、酒を飲んで酔っ払った状態になるのだそうだ。でも、その酩酊状態は、数分で消えるのだとか。
これ、意外といける道具だなあ。
その他には、「ようろうおつまみ」っていうのも、あった。
でも、これは、このおつまみを食べながら水を一緒に飲むと、その水が酒に変わるのだそうで、こっちは、ダメだな。
断酒が辛くない道具、どこかに、売ってないかな。22世紀まで待つか。
(生きてない!)
ドラえもんは、私達からしたら遥か未来から来ている。そう考えると、何千年も前の過去に生きていた人々からしたら、私達が生きているのは、とてつもない未来。でも、お酒に関しては、昔から何も変わってないのだろう。その種類が増えただけで。
酒は、人類の歴史と共に歩んできている存在。何十億人もの人々が飲んできたのだろう、きっと。
お酒にまつわる、悲劇・喜劇がいくつもいくつも、数え切れないほど演じられてきたのだろうな。でも、どちらかというと、悲劇のほうが多いのではないか。
お酒というものの存在って、人類にとっては幸福なのかな、不幸なのかな。
アルコールが人間に及ぼす影響って、過去・現在・未来、ずっと変わらないのだろう、きっと。身体に良かろうと悪かろうと、飲みたいものは飲みたい!という感情は、人間が進化しようと、退化しようと、そのままのような気がする。
と、ドラえもんを通して、しみじみ考えてみた次第。
今日も、飲まずに過ごすことができた。(が、日々、綱渡りの心境)
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