人生、酒ぐらいやめても、いいではないか。飲み物の選択肢から、アルコール入り飲料を除外しても、いいではないか。
自分の断酒を継続させるため、ブログ開設と同時に参加した「ブログ村」。
沢山の方に読んで頂き、自分の断酒のモチベーションもUPしている。
この「ブログ村」の「病気」カテゴリの中の数々のブログを、日々読ませて頂いている。実に様々な病気を抱えて、それでも前向きに頑張っていらっしゃる方々のブログを読むと、自分のアルコール依存について、認識が変わる。
私の患った(患っているが正解か)アルコール依存症。唯一の治療方法(脱却方法)は、飲みたい呑みたいと、要求してくる体内のノンベーに抗い、飲まない呑まないの日々を繰り返すこと。アルコールを身体に取り入れないことだけ。こんなシンプルな病気なんだ。
アルコール依存というのは、本当に、贅沢な病気だ。ゼイタク過ぎる!身体に不要なものを飲んでいる内に、それなしでは居られなくなる。自らが招いた病気だ。
もっと、他の原因で、病気と格闘している方からしたら、
酒が飲めないぐらいで、なんだ!
と、叱られることだろう。
正直な話、まだまだ断酒3ヶ月目くらいでは、飲みたいという、飲酒欲求が強い。何かしら、飲むための理由を考えている。
(好きな酒を飲まないのも、ストレスで身体に悪いぞ。ビール1本でやめておけばいいんだよ。週1度だけ、飲酒日を設定したら、どう?飲み過ぎるから、いけないんだ。決めた分量で、絶対にやめて、それ以上、飲まなければ、いいのだ)
飲酒を誘う悪魔が、こんな感じで、日々、誘惑してくる。
(うるさい!飲まないって決めたから、酒はどんなことがあっても、飲まない!どんなに飲みたくたって、酒が飲めないぐらいで、なんだ!)
いつも、悪魔にはこう言って、お引き取り願う。
今、酒を飲んで、酔うという事が出来ている人は、ある意味、幸せだろう。酒を身体に入れて、肝臓がそれを分解してくれているのだから。ただ、徐々にアルコールに対して耐性がUPして、同じ量では満足しなくなる日が来る。
その日が来ない人は、お酒を上手に飲める人。お酒をコントロール出来る人。私からしたら、うらやましい限り。
飲みたいのが、本音であり、本心。でも、本能に従い、飲んでしまったら、その結末は、アルコールの底無し沼に落ちて、沈んで逝くのが、自分。
アルコール依存は、アリ地獄のようでもあり、底無し沼のようでもあり、ゴキブリホイホイに引っかかったゴキブリのようでもあり、ネズミ捕りに捕まった鼠のようでもある。
アルコールから離れているしかない。決して近付いてはならない。
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