毎日、必ずどこかに、酒がらみの事件が出ている。新聞の三面記事、週刊誌、インターネット上の各種WEBサイトなど、枚挙に暇がない。
良く目にするのは、私のような50代男性の、飲酒運転。しかも、地位のある人が多い。驚くのは、本来取り締まる側である警察関係の人も、かなり頻度高く飲酒運転の報道に出てくるということ。何しろ、酒は、合法的に売れらているので、日本全国津々浦々、どこにいても、買える。しかも、コンビニの普及した今は、24時間入手可能の地域が多いのではなかろうか。
ちょっと、気軽に車を止めて、缶ビールとか缶酎ハイを飲んでから、また運転とか。いつか、TVだったかネットだったか忘れたが、ドキュメンタリーのようなものを見たのだが、長距離トラックの運転手が出ていて、必ず飲んで運転すると言っていたので、かなり驚いた記憶がある。
(追記:もちろん、長距離トラックの運転手さんは、運転中に酒など飲むわけがない。私が見たのは、ごく一部の常習的な人を取り上げたものだった)
何年か前に福岡で3人の子供が亡くなった事故も、原因は、追突した相手の飲酒運転だった。この時は、子を持つ親として、痛ましさに涙が出た。
もう一つ、交通関係で頻繁に起きているのは、鉄道における酔っ払い。駅員にからんだり、暴力を振るったりする行為が増えているという。
酒を飲むと、その人の本来持っている理性がどこかへ飛んでしまう。まるで別の、粗野な人間に変身して、平常では考えもつかない行動をする。ほろ酔い程度ならさほど問題なかろうが、泥酔レベルに達すると、もはや手に負えない。
私のように、寝てしまう人は、どこでも丸太のように転がって眠ってるだけなので、まだマシかもしれない。中には、アルコールによって、かなり攻撃的になる人もいる。この手の人は、怖い。文字通り、豹変するからだ。
「酒さえ飲まなければ」という事例が、世の中には山のようにある。私は、これまで泥酔によって警察のやっかいになったことはないが、もし断酒していなかったら、なにかの事件を起こしていたかもしれないし。
(何度か、深酒で泥酔し、電車の中で寝てしまい、財布など掏られて、交番へ届けに言った事はある。。。情け無い!)
このトシになって、アルコールでトラブルを起こしたら、家庭も崩壊し、再起不能だったはずだ。事件を起こすだけでなく、アルコール依存症でも、同じ事だが。
そういうわけで、
追記: そうそう。一番肝心なことを書かなければ。今日は、一度も飲酒欲求がなかった!断酒を開始してから、始めての経験だ。朝起きてから、ずっと、今、21時を回ったところだが、ビールやら酎ハイやらを飲みたいと、一度も思わなかった!
毎日毎日、飲酒欲求との格闘に嫌気がさしていたので、この爽やかな一日に感激している。
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