今日も、関東地方は、まあまあ暑かった。内の娘は、友達と二人で、遊園地のプールへ。やっぱり、父親としては、とーても、心配。でも、もう、おやじが付き添う年齢でもないし、『冗談じゃない、来ないで!』て感じだし。。。
さて、梅雨が明け、本格的な夏が来ると、週末や、休日・祝日の翌日に、必ず、水難事故のニュースがネットや新聞に載る。
『全国各地で○○日、水の事故が相次ぎました。○×新聞社のまとめでは、A県、B県、C府、D県など、○府県で、xx名の方が亡くなりました』
というような報道の中で、不思議と多いのが、大人。中でも男性のほうが多いような気もする。
川や海で、天気のいい日に、気付いたら水の底に沈んでいたとか。個々の事例はあまり詳しく報道されないが、ちょっと調べてみると、飲酒による溺死がかなり多いようだ。
外ではなく、家の中でも、酒に酔って入浴中、溺死することが多いそうだ。これは、かつて泥酔を繰り返していた私も、経験がある。湯船に浸かって、眠ってしまうのだ。その頃は、10分おきくらいに家族が風呂場にいる私をチェックに来ていた。
バーベキューなどしながら、炎天下、クーラーボックスから冷えた缶ビールなど取り出してゴクゴクしたら、何本でも飲めてしまう。外で、海水パンツ一丁の開放感も手伝って、いつもより飲んでしまう。
何本もアルコール飲料を飲む。
酔いが回る。
暑い。
目の前にある、水。
それは、川だったり、海だったり。
理性はアルコールにフタをされている。
ドボーンッ!(飛び込む)
で、水の中で一体、どうなるのだろう。怖いのは、大脳だけでなく、運動を司る小脳や、もっと基本的な呼吸などに関係する脳幹も、アルコールの影響を受けており、飲んだ量にもよるのだろうが、しらふの時と同じ運動能力は発揮できないだろうということ。
酔ったとき、地上においてさえ、足元がフラフラする(←いわゆる千鳥足)のに、肺呼吸の人間が、水の中に入るなんて、危険行為だろう。泥酔していると、水位僅か数センチの側溝でも、溺死するという。
私は、幸いにして、そういったアウトドアで酒を飲むという行為が、若い頃から嫌いだったので、溺れずに済んだのかもしれない。自宅の風呂では、何度か溺れかけたことがあるが。。。
内の家族は、殆ど、川とか海とかへ、アウトドアな遊びには行かない。が、もし、子供が小さい頃、出かけたと仮定し、水辺で我が子が溺れそうになっているとする。その時、私が調子に乗って飲みすぎていたら、助けようと飛び込み、子供も私も溺れていたかもしれないなー。ぞっとする。
やっぱり、飲まない。
とにかく、飲まない。
人生、断酒が一番だ。
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