物事は、フタを開けて見ないとわからないものだ。この歳になっても、自分の心の動きの、新しさを見つけて、驚く。
猛暑に怯(ひる)んでいた、梅雨の頃。「暑い=ビール」という、単なる固定観念だった等式・常識が、断酒継続の壁のように感じていた。その壁は、例えるなら、万里の長城か。壮大で果てしなく長い。なにしろ、酒を飲み始めて30年以上、ビールを飲まなかった夏は、ないのだから。
《じりじりと焼けるような日の夕方、仕事の帰りに飲むビール》
《休日の朝からギラギラ輝く太陽の下、屋外で開ける缶ビール》
《ビールの後に続けて飲む、氷満載のコップに注がれた、酎ハイ》
《んー!喉越しが、たまらん!すきっ腹に染み渡る感じがたまらん!》
こんなことを想像して、一人、悩んでいたのだが、たぶん杞憂に終わる。今は、どんなに暑くなろうと、湿度が高くて不快だろうと、その状況が、全然、酒と結びつかない!コーラを飲みたいし、バニラアイスとかシュークリームを食べたい。
悩んでいた幻(マボロシ)の飲酒欲求に対して、内心、ザマーミロ!アッカンベー!という感じ(笑)よくも、ここまで変化したものだな。
そういえば、話はちょっとずれるが、昨日の記事のタイトル、私が断酒を中断したのか!?と誤解されたのか、いつもよりアクセス数が多かった。別にそんなことを意図したのではなく、ただ、断酒の中断について、書きたかっただけなのだが。。。
中には、のみすけのやつ、いつまで断酒できるのかな、そろそろ、再飲酒か!?ワクワク!!なんて感じで読んで下さっている方もいらっしゃるのかなあ。
ここのところ、ぶり返した猛暑の中で、下記のモノを見ても、私の反応は、飲みたい!ではなくて、飲んだら気持ち悪くなるだろうなー、である。
・冷蔵の陳列棚に並べらている各種のアルコール飲料
・居酒屋の前に出してある看板
・街角のビールのポスター
・テレビのCMで、タレントがうまそうにビールなど飲んでいるところ
あと2日で断酒も150日になるのだけれど、やっぱり、酒を断った日から遠ざかれば遠ざかるほど、飲酒欲求は弱まるみたいだな。
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ここのところ、暑すぎて、趣味の撮影がなかなか出来ない。
汗っかきで、滝のように汗が流れ落ちるので、カメラが汗で濡れてしまうのだ。
早く秋になってほしいものだ。
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