最近、頭から離れないのは、酒造メーカー、国、医療・製薬業界のトライアングルの中に、ノンベーたちが取り囲まれているのではないかという、壮大なる疑問。
トライアングルの頂点A:酒造メーカー、B:国、C:医療・製薬業界。この三角形の中に取り込まれて身動きがとれないのが、のんべーの国民D。
1.A:酒を造る・売る
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2.D:買って飲む
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3.B:酒税が懐に入る
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4.A:販売益が懐に入る
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5.D:身体に不具合が起きて医者に行き、処方箋を出してもらい、薬局へ
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6.C:診療報酬が懐に入る
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7.C:薬が売れて儲かる
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アルコール飲料を作って、売れば売るほど、この頂点の三者が儲かる、三方一両得(三方一両損なら許せるよ)だろ。損するのは、喜んで買って飲んでいる人々。これら頂点の三者に搾取されているだけなんじゃないのかな。
こんなことを考えたきっかけは、断酒して、高めだった血圧が、正常値になったこと。私だけかと思ったら、他にも、何人も、断酒したら血圧が正常値になったという方が、いるのだ。
普通、高血圧と診断されると、医者で、降圧剤を処方して貰い、薬局で買い、指示の通り服用するらしい。私の知人にも、医者が大好きで、医者のいうことを頭から信用している人がいる。この人、高血圧と言われ、降圧剤を飲んでいる。
たまたま、血圧を取り上げたけれど、アルコールを過剰に摂取すると、他にも身体に様々な障害が起こる。もちろん、その最もたる病気は、アルコール依存症だ。
reko様のコメントにあったが、生活が苦しくて、生活保護を受けているアルコール依存の人が、子供の扶養分ということで、その保護費を上げて貰ったのだが、そのお金を全て酒に使ってしまっているという。この人が買った酒も、売り上げは、酒造メーカーと販売店に、酒税は国に入るわけだ。
タバコは、色んな団体が、嫌煙権を主張したりして、かなり世の中から締め出されているが、酒は、こんなにも問題が多いのにも関わらず、なぜ大手を振って世の中をのし歩いているのだろうか。実に不思議だ。
でも、飲酒トライアングルを考えたら、この疑問は解けたような気がする。メーカーの華美でおしゃれなCMに釣られ、若者は酒を覚え、次第に離れられなくなり、歳を取る。で、私のようなオヤジに至る過程で、上記の三者に儲けを差し出し、自分は損をするという構図だ。その損も、金銭だけでなく、肉体的にも、人生にもダメージを被る。
でも、大丈夫!
断酒すれば、この囲みから一気にピョーーーンと飛び出すことが出来る。
そして、happy!な生活が待っている。
よく考えて見れば、酒を飲んでるんじゃなく、酒に飲まれている自分が、一番損してるんだよ。
酒なんてやめちゃえ!気分爽快だよ!
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