つい最近まで、洗脳とマインドコントロールは、同じことだと思っていたのだが、調べてみたら、違う。
洗脳は、暴力的であり強制的な思想の改造方法だそうだ。様々な虐待を行い、その最中に、逆に優しくしてみたりして、ターゲットの思想を変えていくらしい。ただ、これは、改変された思想が元に戻るのも、割と早いし、簡単だという。
マインドコントロールは、wikipediaによると、
《
マインドコントロール(英: Mind control)は、強制によらず、さも自分の意思で選択したかのように、あらかじめ決められた結論へと誘導する技術、またその行為のこと[1]。
》
マインドコントロールの場合、洗脳よりもずっとその効果が長く続くようだ。
飲酒も、さも自分の意思で選択したかのように、誘導されたのではないか。この場合、あらかじめ決められた結論とは、酒なしでは生きていけない人間を増やすこと。更に言えば、大人の多くを、酒に心を奪われた虜(とりこ)にすること。
最近思うのは、どうも、飲酒という習慣は、巧妙に世の人々に刷り込みを図り、根付かせようと、企まれているのではないかということ。アルコールそのものの依存性はあるにしても、私のように、半年近く断っているのに、まだ飲みたい、というのは、何故だろう。
そもそも「お酒は二十歳になってから」という、人口に膾炙しているフレーズも、うさんくさい。これ、裏から読むと、二十歳過ぎたら、アルコールを好きなだけ飲んでいいよ、ということだ。
酒は、大人が普通に飲む物という前提で作られたフレーズだろう。
以前書いた、トライアングル。酒造メーカー、国、医療業界。これらは、酒が飲まれることによって、儲かる。それぞれ、売り上げ、税収、診療・製薬代金。
なるべく多くの大人が酒を飲む方が、いいわけだ。
CMやポスターにしても、野放しで、幼児から高校生・大学生まで、酒を飲んではいけないが、将来の顧客である彼等に、今からやんわりと、酒を飲むようにマインドコントロールしているのではないか。
巷に流れる演歌の歌詞でも、苦しい時、悲しい時、淋しいとき、嬉しい時、といった、感情の変化があるときに、酒場や家で酒を飲むシーンが綴られている。これも、聴いていると、ほー、酒は、そういう時に飲むといいのか、と思ったりする。これも、マインドコントロールか。
実は、Twitterつながりで andrew @an__d_y さんから教えて頂いた興味深い2冊の本を、今日近くの図書館から借りてきたので、これから読んでみようと思っているのだが、読むだけで止められるという事は、マインドコントロールを解く、ということかな、と思って、本日の記事を認めた次第。
因みに、2冊の本とは、アレン・カー著
【読むだけで絶対やめられる 禁煙セラピー】
【読むだけで絶対やめられる 禁酒セラピー】
読後の感想は、明日か、明後日のブログで...
私は、この本を読まずに、タバコも酒も、苦しんでやめたので、もし、読んで、なるほど!と思えば、私のブログを読んで下さっている皆さんには、是非にと、お勧めしたい。さて、内容や、如何に!?
*広告