私は最近、ブログだけでなく、Twitterでも、酒の害を叫んでいる。昨日の深夜、ブログのコメント欄に男性(Aさん)が、Twitterに女性(Bさん)が、コンタクトしてきた。
AさんもBさんも、若い。コンタクトの内容は、Aさんは、自分の、Bさんは、父親の、アルコール依存についてだった。
先ず、Aさん。酒をやめたが、まだ飲みたい。苦しい。どうしたらいいだろう、と。
これは、私も、全く同じ経験をしたので、よく分かる。例えば、これを飲むと誰でもピタリと飲酒欲求が消える、などという丸薬があれば、教えてあげたい。でも、そんなものはないのだ。本人が、何らかの手段で断酒をするしかない。
Bさん。自分は飲まないのに、父親の飲酒で、被害に合っている。毎晩のように深酒し、色んな問題行動を起こす。本人は、アルコール依存を自覚しているが、病院などへは絶対に行かないと言っているそうだ。
Bさんの父親はたぶん、私と同年齢ぐらいか、もっと若いかも。私も娘がいるので、他人事とは思えない。
飲んだくれていて、問題行動を起こしていた頃の私がAさんであり、私の娘がBさんんということになる。同じ日の、ほぼ同じ時間帯に、自分ひとりでは、とても苦しくて、私にコンタクトしてくれたのだと察する。
何とかしてあげたいけれど、何もできない。そこのところが、もどかしいのだ。根本原因は、その辺で普通に売られているアルコール飲料なのだ。国も認め、酒造メーカーも販売店も、大手を振って、造り、販売している。
その陰には、Aさん、Bさんのような、直接的、間接的被害者が、何十万人、何百万人もいる。そのことに、国も、酒造メーカーも、販売店も、ほっかむりを決め込んでいる。
ここのところが、腑に落ちないし、納得いかない。依存性のある毒入り飲料を売っておきながら、飲み過ぎたのは、あなたがいけない!で、終わり?
アルコール依存で苦しんでいる人(直接、間接)に、もっと税金を投入するべきではないのか。医者にいくか、自助の会に参加するか、自力で断つか、この3つしか今のところ、断酒の道が無い。
アルコール飲料で儲けている酒造メーカー・販売店、税収をピンはねしている国。その中から、何割か出して、もっとアルコールの害に真剣に取り組んでほしい。
自分ひとりの断酒の苦しみを綴る目的で始めたブログだが、自分がある程度酒から離れることに成功しつつある今、世の中で同じようにアルコールの害に苦しむ人のことがとても気になる。
特に、AさんBさんのような若い人達。なんとかしてあげたいけれど、何もできない。もどかしいなあ。
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