昨日の記事の最後に、何気なく、飲酒欲求の大波小波を、サーフィンのように乗りこなそうと書いた。
さっき、記事を読み返していて、あれー、自分がしてきたことって、これだな、と、昨日自分の書いた記事に教えられた。何か、マヌケではある。
スキーは若い頃大好きで、何度もゲレンデに通ったが、サーフィンの経験はない。全然違うものなんだろうな。雪面は動かないが、波は動く。その波の上を、サーフボード一枚で、器用に乗りこなしているサーファー。憧れるなあ。
断酒前の自分なら、飲酒欲求の波が来たら、抗うことも無く、飲み込まれてしまい、溺れるか、浮かぶか、波次第。溺れても浮かんでも、アルコールで麻痺しているから、頭の中は別世界に飛んでいる。
でも、断酒開始後は、違うぞ！
その波が来たなら、これ、人それぞれのサーフボード（呪文でもいいし、『禁酒セラピー』の本でもいいし、代替品のクエン酸水とかサイダーでも）を取り出して、さっとその上に乗り、ちゃんと立つ。
最初はたぶん、うまく乗れないから、サーフボードにしがみついているだけかな。でも、段々と、颯爽と乗りこなせるようになるぞ。たまにドボンと落ちてしまうことだって、あるだろうけれど。でも、また、やり直せばいい。
結局、アルコール飲料を飲むという行為は、洗脳またはマインドコントロールのせいであり、多分に精神的な要因が大きい。これ、先日書いた『禁酒セラピー』で教わった。
実は本日、同じ著者の、『禁煙セラピー』も読み終わった。こちらの本も、タバコをやめるときに読みたかったなー。自分が本の存在を知らなかっただけ、損した気分。禁煙後８年経っても、読む価値はあった。また、これ、『禁酒セラピー』とセットで読むと、更に効果倍増するかも。
同じ断酒するなら、悲壮感を漂わせ、苦痛を感じながらやるより、明るく楽しくしたほうがいいに決まっている。
飲酒欲求の大波小波を是非、サーファーのように乗りこなしてほしい。私はこれから、そのイメージで、波に対処してやる積もりだ。ブログに動画を貼るのは、あまり好きではないのだが、私が酒を我慢するとき、いつも見ていたのは、これ、ということで。
今日は少し暑かったから、帰宅後、買い置きの炭酸水を、ゴクゴク！うまいな。でも、飲酒欲求は全然感じなかった。最近、アルコールそのものの匂いが嫌いになりつつあるような気がする。タバコの匂いは大嫌いだし、そろそろ、アルコール飲料も、蹴飛ばせるか！
このまま行くと、私の飲酒欲求という大波小波の波乗りは、終わりかな。もっと大きな人生と言う、本来の波乗りへ、再出発かな。
（まだ、半年では、たぶん、甘いんだろう、きっと。年末にかけて、もうひとつかふたつ、飲酒欲求の大波が寄せてきそうな気がする。）
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