今日歩いている時に、何かのポスターで、阿波踊りを見て、『踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃ損損』ていうフレーズから、タイトルを思いついたのだが、確か以前にも書いたような記憶が、うっすらとある。
毎日書いているので、多分、内容もダブっているし、タイトルも、似たようなのがあるかもと、過去記事のチェックを始めたのだが．．．やっぱり、７月２３日に書いてた！
読み返すと、この日は、かなりな飲酒欲求に悩まされている。でも、踏みとどまった。そして、記事の「飲んだら損損」は、ここまで断酒を続けて来て、今飲酒欲求に負けて飲んでしまったら、自分が、損損という意味で使っている。
今日の私は、違う。酒をコントロールできずに飲み続けている方へ、『飲んだら損損』を発信したいのだ。
人間みな阿呆として、飲む阿呆と飲まない阿呆がいるなら、阿波踊りと違って、飲まない阿呆になったほうが、いいという事。先日の、『逆の立場』という記事で書いたことだが、飲んだくれ時代の私は、
『同じ阿呆なら飲まなきゃ損損』と思っていた。これが全くの間違いであると分かってから、
『同じ阿呆なら飲んだら損損』に１８０度転換したのだ。
検索サイトに『飲酒 事故 事件』と入れてみてほしい。これでもか、これでもか！と、山のように沢山の、飲酒絡みの事件・事故が出てくる。全ての原因は、飲酒によりアルコールを体内に取り込んで、酩酊したことによる。
酒は、飲んだら、その時点で、『損』なのだ。酔うという、人体に起きる現象が、一体アルコールがどのように身体を巡り、どこの部分に、どう作用した結果なのか、ちょっと調べると、すぐに分かる。
『アルコール 酔う メカニズム』と、検索すると、それを説明しているサイトが出てくる。
これを頭に入れると、酒を飲むことの危険性が良くわかる。お酒を楽しく飲めるのは「ほろ酔い期」まで、と、某サイトに書かれており、酒量は、ビール中ビンで１～２本、日本酒なら１～２合だそうだ。
以前の記事でも書いたが、「ほろ酔い期」を越えたら、酩酊初期→酩酊期→泥酔期→昏睡期と移行してゆくそうだ。最後の昏睡期では、死に至ることもあると書かれている。
「ほろ酔い期」で、いつもピタリと止めることが出来る人は、素晴らしい！尊敬する。ただ、もう、飲酒自体を害のある行為と思っているので、見習いたいとか、そうなりたいとは、針の先ほども、思わない。
私は、大体、毎日、「酩酊初期」～「泥酔期」の間を往復していた。
もし、ほろ酔いであっても車を運転していれば、事故を起こしているし、電車に乗っていれば、痴漢などで逮捕されてるかもしれない。酒に酔うというのは、それだけの危険性を常に孕んでいる行為なのだ。
酒なんぞ、飲んだら損損！うまい水や牛乳やジュースを飲んだ方が、得得！
はっきり言って、酒に酔うことに意味はない、どころか害がある。何故なら、酔っていた時の正確な記憶が、失われているから。酔っている状態の自分は、頭がアルコールで麻痺しており、《本当の本来の自分》からは、かけ離れているから。
酔うことに意味がないなら、その元になる、酒を飲むことにも、意味がない。
酒を飲む意味を、強いて求めるなら、時間の無駄使いが出来る、ボッタクリバーでぼったくられることが出来る、翌日二日酔いで動けない日を過ごすことが出来る、終電を逃してタクシーで帰ることが出来る、電車で寝てしまい財布を掏られることが出来る、帰宅途中気持ちが悪くなり吐くことが出来る、内臓を傷めることが出来る、飲んでいる相手との諍（いさか）いでケンカが出来る、自分自身を犯罪の加害者・被害者どちらの立場にもならせる可能性を高くできる・・・等、まだまだあるが、最後の最後に、アルコール依存症になることが出来る。
うわ！なんだこりゃ！こんなもん、ひとつも、いらない！
酒なんぞ、飲んだら損損！
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