このブログを書き始めてから、飲酒欲求が沈静化するまで、私は七転八倒の苦しみを味わった。
と、同時に、その苦しむ自分を題材に、ブログを書くもう一人の自分は、己の心理状態を冷静に観察していた。寧ろ、もう一人の自分は、リラックスしていたのかもしれない。
どっちの自分が、本当の自分だったのだろうか?
身体のどこかが痛いとか、食べられず吐くとか、そういった苦痛とは違い、好きなものが飲めない、目の前にあり、すぐ入手できるのに買わない、という、自己を抑制する苦しみだった。
不思議なことに、今までを振り返ると、早春から初夏、盛夏、晩夏、初秋、と、断酒前より、日常が充実していたのか、とても思い出が沢山ある。特に、忘れられずに、読み返すと涙が出るのは、ブログへのコメントのことだ。
苦しい夜、パソコンを点けて、ブログのコメント欄を見ると、あぁー!今日も、励ましのコメントが!嬉しいなぁー、飲まなくて良かったなぁー。と、こんな夜が幾度もあった。
断酒開始から本日まで、たった200日とちょっとだけど、実に、葛藤の多い日々は、丸でドラマのようだった。
断酒は、ある意味、これまでの生活、これまでの人生の流れを、自分の意志で変えようと、自分がシナリオを書き、主演し、監督する、自分だけの断酒ドラマを制作するようなものだと思う。
他人にシナリオを書いてもらい、他人に監督をお願いし、自分は主演するだけって、いうのは、断酒には、ありえない。大体、酒飲みは、人の言うことなんか、聞かないもの(笑)
だから、失敗だって、もちろんOK!また、シナリオを書き直して、撮影をやり直そう!何しろ、監督は自分なのだから。そして、このドラマのエンディングは、人生のエンディングと重なっている。
沢山の人が見るひとつのテレビドラマではなく、個々人が自分の意志で演じる自分だけの断酒ドラマだ。私も演じている。
そのうちに、自分が演じていた主人公が、いつの間にか、自分自身になっている。つまり、同化し、一体化している。面白いと、思う。
笑顔で明るく楽しく賑やかに、酒をやめ続けよう!
だって、酒を飲まないほうが、happyだから。
飲んでしまっても、また、やめればいいさ!
映画のロッキーみたいに、何度でも立ち上がって、最後にKOすれば、勝ちだ!
たまに、youtubeで、ロッキーのテーマを聞くと、やる気がモリモリ湧いてくる。
Can you enjoy life without getting drunk?
Let's enjoy life without getting drunk !
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先日の彼岸花ハイキングの時撮影した、動物。
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