酒をやめてhappyになろう!

31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!《飲酒コントロール不能な「のみすけ」が書いてます。適正飲酒の方、酒を愛飲されている方は、当ブログをスルー(無視)して下さい》[コメント気まぐれ返信中m(_"_)m]

断酒・断酒・断酒!!

『アルコール問答』読書感想文(断酒256日目)

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『アルコール問答(なだいなだ著)[岩波新書]』を読み終えた。まだ、頭の中がホットな内に、感想を記しておこうと思う。

 

 なだ先生の本は、この本で、3冊目の読了となった。新書で、サイズもコンパクトだし、200頁くらいなので、ボリューム的にも、一気に読める。その上、内容が、また素晴らしい。

 

 第一線の現場で治療に当たった先生だからこその内容が、コンパクトに纏められている。図書館とかAMAZONとかで入手できる筈なので、興味ある方は、是非ご一読を!

 

 内容的には、Nさんという高校の先生と、その奥さんが、なだ先生の所へ訪れて、なだ先生、Nさん、奥さんで、Nさんのアルコール依存症についての問答を収録している感じ。但しこれは、本を書くために、なだ先生が設定した舞台だそうで、実在の人物とのやりとりではない。

 

 先ず、酒飲みが自分のことを中々アルコール中毒と認めないことについて。中毒症状がないから、自分はまだ大丈夫だとNさんは言い、奥さんは、飲み方も酔い方も異常なので、アルコール中毒だと主張する。

 

 (因みに、なだ先生は『アルコール依存』という呼び名にはあまり賛成ではなく、『アルコール中毒』の方を使っておられる。)

 

 それを聞いて、なだ先生は、それは、ものさしが違うだけで、例えば、十分の十まで飲んでアルコール中毒の症状が出るとするなら、今既に十分の八まで来ているのかもしれない。このままでは、十分の十まで行ってしまう可能性が高い、と諭す。

 

 そこで、Nさんは、ハタと気付き、自分がアルコール中毒であるとの認識をする。

 

 中でも、他の本にも書いてあるけれど、天秤の例えが秀逸だ。酒の問題を抱えている本人の心の中の天秤は、飲みたいが10、やめたいが0のように思われるかもしれないが、実は、そうでは無くて、飲みたいが6、やめたいが4なのだそうだ。

 

 なだ先生のような医療者は、何をするかというと、薬を出してアドバイスしたり、断酒会などを紹介したりして、飲みたいの1を、やめたいの方へ移してあげて、飲みたいとやめたいを、それぞれ5にして、先ず釣り合いをとることなのだそうだ。ただ、医療者ができるのはそこまで。五分五分ということは、今、酒をやめることが出来ている人でも、いつ飲み始めるか分からない状態なので、そこからは、本人のたゆまぬ努力が必要ということだ。

 

 この例えは、良く分かる。以前の記事で、変身は出来ないと書いたが、正にそれだ。度々引き合いに出して恐縮だが、元々飲まないうちのかみさんみたいな人は、そもそも、このような天秤が存在しない。ところが、私のような人間は、今、五分五分で釣り合いがとれている状態だ。いつ飲みたい方に傾くか危うい。

 

 それと、前回の記事で紹介したような、アルコール中毒の歴史が、ヨーロッパから、日本まで詳しく書かれている。これは、是非、この本を入手して読んで頂きたい。

 

 

 私がなるほど、と思ったのは、AAと断酒会の違いについて。AAは、匿名が原則で、姓は名乗らず、名前だけで呼び合う。断酒会は、姓名を名乗って、自己紹介をし合う。でも、あとは、共通点のほうが多いという。それは、日本の断酒会は、元を正せば、AAに辿り着くからだそうだ。

 

 なだ先生は、アルコール中毒は、医療者だけでは回復に導くのは困難なので、断酒会やAAとの連携が欠かせないと、おっしゃる。

 

 そもそも、AAの発端が、アメリカで、アルコール中毒の患者二人がたまたま出会ったことから始まる。別れ際、お互いに酒を飲まずに頑張って一週間後に再開することを約束したのだそうだ。そして一週間後二人は再開し、お互いに酒を飲まなかったことに感動し、思わず手を握り合う。ここからAAが始まったのだそうだ。

 

 私は、このような形で断酒をしているが、このブログがAAとか断酒会のインターネット版みたいなものだな、とつくづく思う。このブログが無かったら、私の断酒は続いていない。これを読んで下さり、一緒に断酒されている方がいるからこそ、私の断酒も続いているのだ。(もうひとつ、Twitterでも、断酒仲間に助けられている)

 

 この本の最後の方にも書かれているが、断酒には、『卒業』とか『終わり』は無い。エンドレスなのだ!それは、常に肝に銘じている。

  

 ※追記

 この本の最後のほうで、『酒税をどう使うか』という章がある。

 元々酒を飲みすぎて色んな病気になったものの治療に、健康保険が使われるのはおかしいだろう、という問いかけから始まる。

 なだ先生の意見。「酒が作った病気の治療は、酒税でするべきです。」

 これには、私も大賛成、というか、そう前から思っていた。

 なだ先生は、かつて、酒税の1パーセントを酒害対策に当ててくれと主張したのだそうだ。要求を申し入れた大蔵省の役人は、税金の使い方が決められてしまうと、政治の裁量で使う分が減るから、絶対に受け付けられないと、拒絶したとさ。

 ほら、ネ。のんべーから絞るだけ絞り取って、病気になっても知らんぷりだよ。

 

 

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