今日から、ついに師走に入った。《師走》の語源は、年末に坊さんがお経をあげるのに忙しくて、あっちこっと馳せることから来ているとか。
成人してから迎える師走は、何度目だろう。当然のことながら、断酒している自分にとっては、酒を飲み始めて以来、初めての素面《しらふ》の師走《しわす》。
一年のうちでも、たぶん１２月が個人的に一番量多く酒を飲んでいた月だ。何と言っても、忘年会というイベントの多いことと、その魔力的な雰囲気におびき寄せられ。。。しかも、これまで、何度かブログで書いてきたような大失態を起こした頻度が一番高い月でもある（汗）。冬だけど『飛んで火に入る夏の虫』みたい。『飛んで火に入る酒の虫』か。
「今年も一年頑張ったな～。イヤなことも沢山あったけど、飲んで騒いで、いい気分になって、忘れちゃおう！」
「ご苦労さん！」
「一年間、お疲れ様ぁ～！」
で、みんなジョッキとかグラスを片手に「かんぱーい！」
この最初の一杯が、奈落の底へのスタートだとは、露ほども思わず。。。グラスを、杯を重ねつつ、酔いつつ、また重ね。大体いつものパターンでは、一番目はビール。その後は、順不同で、日本酒、焼酎、ウィスキー等々、何を・どれだけ・どこで・いつまで・誰と・飲んだのか飲んでいたのか、さっぱり覚えていない。
つい昨年までこんな飲み方をしていて、よく命があったもんだ。
でも、今年は、まるっきり違うぞ！自分でも信じられないが、酒を飲まない、素面（しらふ）の師走（しわす）だぞ！
♪しらふ・シラフ・しらふ・シラフ・しらふ（ジュース飲んでる最中）
シャキーン！スタスタスタ（帰り道）
ガバっと起きてサクッと行動（翌日）
因みに去年までの師走は
♭でいすい・デイスイ・でいすい・デイスイ・でいすい（アルコール飲んでる最中）
デロ～ン！ヨレヨレヨレ（帰り道）
頭痛ぇー！吐き気がする！動けない・・・（翌日）
今から楽しみにしているのが、大晦日の除夜の鐘。いつも泥酔してしまって、殆ど意識がない。たぶん、寝ていることのほうが多かっただろう。だから、聴いた記憶がない。
近くの神社かお寺へ、ノンアルコールのしゃきっとした頭で二年参りにいくのもいいかな。
願いはひとつ。
『今年は、断酒に目覚め、実践できてありがとうございました。
来年も、断酒続けます。見守り、よろしくお願いします！』
断酒だけできていれば、あとは、自力でなんでもトライして、前進しよう。と、思っている。ただ、断酒だけは、自力というのが難しく、家族の協力と、ブログとTwitterの断酒仲間のお陰で、出来ているので、まだまだ続けよう。
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