昨日の記事では、今流行の兆しを見せているノロウィルスの予防法を、たまたま学んだことから、断酒している私の飲酒予防法を考えてみた。
実は昨日、その記事を書きながら、もう一つのテーマが浮かんでいたのだが、それも書くと、主旨がごっちゃになってしまうので、本日の為に取っておいた。そのことについて、述べてみたい。
それは、素朴な疑問。簡単に書くと、人々は今も昔も、病気になることを極度に恐れ、病原菌や毒素やウィルスなどを寄せ付けないようにしているのに、同じく有害なアルコールを、同じ人々が嬉々として飲んでいるということ。そして、全ての人ではないが、その中の何%かの人は、アルコール依存症という病気になっているということ。
病原菌や毒は避け、アルコールは、わざわざ買い求めて飲む。
もう少し詳しく書くと。。。
人は皆、伝染病やインフルエンザ、その他色んな病原菌、ウィルスなど、人体に害を及ぼすものを避けようと、ワクチンを打ったり、マスクをして防いだりしている。更には、手や肌の触れるあらゆるものを抗菌仕様にしている。
中国から飛来するPM2.5についても、その有害性が指摘され、連日大騒ぎしている。花粉症の原因になる、色んな花粉も。そういった、有害物質を吸着し、生活空間を綺麗にする空気清浄機まで導入する家もある。
また、放射能も恐れられている。原子力発電所の事故でも、風評被害まで起きている。もちろん、放射性物質は、人体に悪影響がある。かなり過敏に反応していることも確かであろう。
それだのに、同じく人体に有害なアルコールについてはどうだろう?逆に、世間では積極的に摂取しようという雰囲気であり、飲まない人は少数派だ。殆どの人が、いとも簡単に、その有害性を考えることもなく、ごくごく飲む。この行為は、よく考えると、理解に苦しむ。
極端な表現をすると、無菌室の中で、あらゆる病原菌や空気中の有害な浮遊物から守られている人が、酒には無頓着で、色んな酒を持ち込んでガブガブ飲んでいるような感じかな。
過度の飲酒は、アルコール依存症だけでなく、その他の病気の原因になることが分かっているのに。
今朝の、msn産経ニュース↓お酒の適量は、缶ビールだと、ロング缶1本、日本酒なら1合だけ!それ以上飲んだら、ダメよ!と書いてあるが、その前に、飲まない選択って無いのかな?
酒は、無条件に飲むもの、みたいな、アホらしい考え方が、カビのようにはびこっているのは、何故だろう。不思議でならない。
自分が自分をして酒を飲まない生活にしていると、他人の飲酒という行為が、全くおかしなものとして映る。(自分が飲まないでいれば、それでいいじゃないか。他人のことをとやかく言うな!と叱られそうだが、これからの日本を担う、若い人達のため、とやかく言う!)
『お酒は、その有害性が立証されました。健康への悪影響があります。このことを理解し、自己責任で飲める方だけ、飲酒して下さい』
↑こんな感じでもいいので、酒の本当の姿をポスターに描いて、飲酒に関係するあらゆる場面(飲料そのもの、飲む場所など)に貼ってほしいな。
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