酒をやめてから、いつの間にか10か月目に突入していた。
あれー (@_@) 全然気付かなかったな。一昨日の15日から10か月目だった。なんだか最近、断酒の何日目とか、何か月目とか、本当のところを言うと、どうでも良くなってきた。
どうせ、死ぬ日まで飲まないんだし。。。タイトルに書いている(断酒xxx日目)というのも、目障りだ。でも、己への戒めとして、続けるけれど。
今まで、酒害や断酒の効用を、色々と書いてきた。はっきり言って、いいことばかりの断酒だが、開始した3月の頃は、先行きが見えず、苦しく、辛かった。
酒も、タバコも、やめる直前・直後の思いは同じ。。。
(あー、今生の別れだ。この最後の1本で、あの最後の1杯で、オレの人生の楽しみ が、明日から消える。耐えられるだろうか)
というような、引き算の思い。自分から大事なものを奪われるような心境。
でも、今は?
タバコには未練なし!だが、酒には、まだちょっぴり未練あり。タバコには酔うということがないけれど、酒の麻薬効果「酔い」には、悪魔的な魅力がある。正直なところ、まだ飲みたい。酒には、一生注意が必要らしい。
断酒の効果は、色んな酒害が無くなり、金も浮き、など沢山あるのだが、そういった、目に見えるもの以上に、もっと大事なものがあることに、この頃気付いた。それは、酒をやめた先の、向こう側にある。峻厳な飲酒山脈の向こう側と言ったほうがいいか。だから、これは、現役で酒を飲んでいる人には絶対に見えない。
もっと大事なものとは、どんなものか。表現するのが難しいが、『心の貯金箱』みたいな感じかな。
それは、飲まない日を重ねる度に毎日増えていく、不思議な貯金箱だ。使っても使っても減らないものが貯まる。中に入っているのは、オカネではない。オカネでは買えない、もっと価値のあるものが入っている。使っても使っても減らない。
中に入っているものを、言葉ではうまく表現できない。敢えて言うなら、happyの種かな。それが増えると、 自分の心、家族の心、知人・友人の心が、安らぐ、楽しくなる、爽快になる。
私一人が断酒したことで、自分の心だけではなく、家族の心にも、何か積まれているのが、分かる。よく、アルコール依存症者の周りには、何人もの被害者がいると言われる。これの裏返しで、断酒者の周りには、何人もの幸福な人が現れるのだろう、きっと。
『酒をやめてhappyになろう!』というのをブログの題名に考えついた頃は、自分がhappyになることしか頭になかった。が、実は断酒って、実践すると、もっと沢山の人がhappyになるんだなー、と、最近わかってきた。
断酒って、自分が思っている以上に、もっと周囲への影響力が強い。自分が酒をやめると、周囲の沢山の人の心の貯金箱に、happyの種が貯まっていくみたいだな。
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