酒をやめてhappyになろう!

31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!《飲酒コントロール不能な「のみすけ」が書いてます。適正飲酒の方、酒を愛飲されている方は、当ブログをスルー(無視)して下さい》[コメント気まぐれ返信中m(_"_)m]

断酒・断酒・断酒!!

断酒に王道なし(断酒287日目)

 『学問に王道なし』という、有名なことわざがある。どの分野の学問であれ、簡単に自分のものに出来る方法などないということ。

 

 故事ことわざ辞典によれば、

 【「王道」とは、王様専用の特別な近道という意味で、安易な方法や近道のこと。
ギリシャの数学者ユークリッドが、エジプト王トレミーに「もっと簡単に幾何学を学ぶ方法はないのか」と聞かれ、「幾何学に王道なし」と答えたという故事に基づく。】

 

 で、これを転用して、私の経験を踏まえて、『断酒に王道なし』ということを、言いたかった。

 

 断酒は、キツイ・苦しい・苦痛の3Kである。この薬を飲んでおけば楽に断酒できるとか、この呪文を唱えれば、酒を飲みたくなくなる、というような、安易な方法は、ない。

 

(追記:ここで、忘れていたが、今年登場した、アカンプロサート《商品名:レグテクト》という 神経系に作用して、飲酒欲求を抑制するという新薬は、どうなのだろう。服用された方がいたら、教えて頂きたい。飲酒欲求が無くなるなら、上の「この薬を~」の文章は間違いということになる)

 

 もう一つ言うならば、酒を飲まないことによる苦しみは、生命には支障がないので、これまで安易に飲んできたものをやめる3Kの苦しみを、大いに味わうしか断酒の道はないと言える。

 

 でも、救いはある。いつまでも3Kの苦しみが続くわけではない。個人個人その長さは違うけれども、ある期間を経過すると、3Kから解放されている自分に気付くはず。私の禁煙と断酒の経験から、以下に述べてみたい。

 

 先ず、私のタバコへの反応を説明すると、大嫌いであり、少しでも臭いがするだけで不快になる。これが、20年以上喫煙し、何度かの禁煙失敗後に、8年前から禁煙継続中の、今現在の心境。

 

 酒はどうか…最近、夕方になっても、酒を欲しいと思うこともなくなり、とても楽になった。飲酒欲求の波が、さざ波程度で収束しており、お釈迦様の手の上にいる孫悟空のようなものになった(ような気がする)。手は私で、飲酒欲求が孫悟空。

 

 3月に断酒を始めた頃、9か月後の年末に、こんなにも穏やかな日々を迎えられることなど、想像すら出来なかった。まさか、継続して断酒していて、間もなく除夜の鐘が聞こえてくるとは!

 

 今年の正月頃の自分からしたら、奇跡と表現しても、大げさではない。それくらい、酒飲みが酒を断つことは困難である。

 

 ヘビー・スモーカーだった自分だが、長らく禁煙していたら、タバコに対しては、臭くてたまらないだけの、迷惑なモノ、との認識しかしなくなった。パッケージを見るだけで、蹴飛ばしたくなる。

 

 喫煙者が、肩身の狭くなったこの世で、肩寄せ合うように喫煙所で一服している姿を見かけると、悲哀漂い、ナンデそこまでして、タバコに囚われてるの?と思う。でも、吸っている人からしたら、ニコチンの切れる一定の時間毎に、一服したくてたまらないんだよね、これも分かる。

 

 タバコをやめたい方に、少しでも情報を提供できればと、禁煙のブログも立ち上げてみたのだが、やめて8年も経つと、タバコに対する思いが、枯れてしまって、書きたいことが無いことに気付いた。

 

 酒・タバコに限らず、昔好きで入れ込んでいたのに、今は全然興味が無いっていうこと、誰でもあると思うが、そんな感じだ。

 

 嬉しいことに、酒に対しても、そのような気持ち・心構えが醸成されつつある。もう、そろそろ要らないかなあ、酒・アルコール飲料。

 (ここで使った《醸成》という熟語は、1.原料を発酵させて酒や醤油などをつくること。2.ある状態・気運などを徐々につくり出すこと。の、意味がある。もちろん、ここでは、2.。言葉っておもしろいなー)

 

 健康問題を度外視すると、タバコは、仮に再喫煙しても、口がヤニ臭くなり、出費がかさむだけだが、再飲酒は、確実に自分の人生を崩壊させる。これは、「たぶん」ではなく「必ず」そうなることが分かっている。

 

 幸いにして、タバコ並に、酒を忌み嫌うレベルにまで持っていけそうな予感がする。何年かかるかなー。年明けなら最高だが、期待してみるか!?タバコは、禁煙後どのくらいの期間が経過してそうなったのか、思い出せない。

 

 私にとっての酒が、タバコ並の扱いになれば、たぶん、この断酒ブログに書くことも枯渇し、無くなることだろう。逆に言うと、書くことがある内は、まだ、酒に囚われているということで、浄化の意味で書き続けるのだろう。

 

 最後に、酒とタバコをやめた経過を短歌三首で表してみた。

 

 決断:『酒タバコ 呪縛解く鍵 自らの 心から湧く やめたい思い』

  ↓

 経過:『スタートは 禁煙断酒 苦しむも 時の経過が 救いの女神』

  ↓

 目標:『酒も断ち タバコも断ちて 身軽なり 自由自在に 心かろやか』

 

 酒もタバコも、自分自身がもたらした呪縛であり囚われである。これを解き放つのも、結局自分自身なのだ。

 

 『断酒に王道なし』

 

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