自分の脱飲酒の実況中継のような感じで始めたブログだが、振り返ると、おもしろい。これまでの人生で、ここまで冷静に自分のことを毎日書いたのは、初めてだ。
《初期》:酒を我慢するのに精一杯。苦肉の策で、代用飲料をしこたま飲む。因みに代用飲料とは、氷水で薄めたリンゴ酢、クエン酸水氷入り、炭酸水氷入り、のどれか。
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《中期》:飲酒欲求が弱まりつつあり、酒を我慢出来るようになるが、その代わりに、甘いものに取り憑かれる。あんぱん、羊羹、カステラ、ケーキ、シュークリーム、クッキー、黒砂糖、など、何でもOK!
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《現在》:酒も甘いものも欲しくなくなった。たまに、ビールを飲みたいと思うくらい。
酒を飲む飲まないは、個人的なことだし、飲み続けた結果、問題飲酒やアルコール依存になってしまった経緯も人それぞれだろう。100人いれば、100通りの事情がある。
だが、そこから抜ける道は、たったひとつだけ。100万人いても、皆同じ。それは、減酒でも節酒でも禁酒でもなく、《断酒》のみ。
禁酒に関しては、酒を飲まないことは、同じだが、言葉のニュアンス的に、ある一定期間だけ飲まない、みたいな感じがする。例えば、病気が治るまでは、飲みたい酒と闘うのが、禁酒かな。
断酒は、酒と闘わない。縁を切るのだ。自分が、自分にとって不要で有害だと認めたのだから、その腐れ縁の鎖(腐り)を断ち切り、二度と寄りを戻してはならない。
…のだが、人は弱い。ストレスに晒されたり、嫌なことから逃げたいと思うとき、一番手っ取り早く、簡易で、安い方法、飲酒に戻る。ただ、これ、文字通り、その場しのぎ、一時しのぎに過ぎない。
♪わかっちゃいるけど やめられねえ
でも、やめないと始まらない。卵が先か鶏が先か。これは分からんけれども、問題飲酒やアルコール依存には、《断酒が先》ということだけは、はっきりしている。
断酒という行為に味があるとして、甘いのか、しょっぱいのか、酸っぱいのか、辛いのか。
塩辛い → しょっぱい → 苦い → 酸っぱい → 甘い
自分の場合、こんな感じで変化したかなー。
慣れてくると、甘露甘露!と叫びたくなるほど、甘美だ。
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