昨日の忘年会を振り返り、やっぱり飲んだくれの自分が、酒をやめ続けて、変化したのだと、実感した。
実体験なので、こうして語ることが出来る。家では普段、酒類は置いてないので、自分の目の前に並んだビール等を久しぶりに見た。飲んでいる人達は、実に幸福そうな顔をして、次から次へと好みの酒を追加注文していた。
私と息子は、セルフサービスのソフトドリンクだ。瓶入りのコーラ等を取りに行くか、ピッチャーに入っているウーロン茶を、自分で注ぐ。だが、これにも良いことがあり、酒と違って誰も追加で注ぐことはないので、自分の欲しい量だけ飲める。飲み過ぎると言うことがない。
変わったのは、外見でもないし、身体の中身でもない。心だ。飲まない日を、一日一日積み重ねることにより、自分で自分を酒から解放することが出来る。囚われていた自分が、自由になる。
この、酒への変心には、自分でも、驚いている。ただ、これ、春から夏、夏から秋、秋から冬と、ずーっと、やめ続けてこその成果だろう。
大好きな酒を断った直後というのは、ヘンな例えだが、思い切り息を吸い込んでから、鼻をつまんで、水中に潜って、息を止めているような感覚がした。自分に必要な空気が吸えない、というのと同じで、自分に必要なアルコールを身体に入れることが出来ない、このままでは死んでしまう、というような感じ。
人それぞれのやり方、方法、手段を工夫して、「酒を飲まない」の一点集中主義である期間過ごすことができれば、心は変わる、変えられる。酒への心が変わると、楽になる。酒から解放されている自分に気付くと、嬉しくなる。
但し、酒への心が変わっても、自分の酒の飲み方や酔い方は何も変わっていないので、魔が差して飲んでしまったら、一気に、それこそあっという間に、元の飲酒常用者に戻る。これだけは油断ならない。断酒は一生もの。
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話は昨夜の忘年会に戻る。tweetした内容とだぶるが。。。禁煙者は意外に多かった。そこで、のんべーかつ、禁煙した人、何人かに、「禁煙できたんだったら、酒もやめちゃえば?」と、聞いて回った。
面白いことに、答えは、みんな同じ(笑)
『酒やめちゃったら、楽しみが無くなるよ。タバコはやめても、酒はやめない!』
かつての私もまったく同じ意見だった。酒は人生の最大の楽しみ。これをやめることなど、考えられなかった。でも、今飲んでいないが、人生は酒を飲んでいた頃より数段楽しい。
何故今のほうが楽しいのか?その答えは、実に簡単で単純なのだ。
私にとっての酒は、人生の楽しみではなく、苦しみの原因だったから。
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