酒をやめてhappyになろう!

31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!《飲酒コントロール不能な「のみすけ」が書いてます。適正飲酒の方、酒を愛飲されている方は、当ブログをスルー(無視)して下さい》[コメント気まぐれ返信中m(_"_)m]

断酒・断酒・断酒!!

アルコールと薬物耐性(断酒313日目)

 『薬物耐性』または『薬剤耐性』とも言う。

 

 酒に含まれる薬物は、アルコール。

 

 {耐性のことも、書いたなー、と調べてみたら、2013年5月8日「酒が飲めないぐらいで、なんだ!(断酒76日目)」という記事で軽く触れていた}

 

 今まで、酒、つまりアルコールを過度に飲むことにより起こる様々な健康障害・病気について、書いてきた。その害は、全身に及ぶ。

 

 その根本原因であるアルコールは、適度の量であれば、寧ろ健康に良いというデータがある。厄介なのは、酒を飲むと気持ちが良くなり、又飲む。これを繰り返している内に、その量が徐々に増えるということ。前回気持ち良くなった時のアルコールの量では、今回はちょっぴり足りない。その分、余計に飲む。

 

 これを何度も何度も繰り返した、その成れの果てが、アルコール依存症だ。

 

 数日前、Twitterでこれを短歌に詠んだ。

 

 『飲むほどに 飲まざるを得ず また飲めば その成れの果て 依存症なり』

 

 公益社団法人日本薬学会のホームページの薬学用語解説に、下記のように記されている。(赤字色付け:のみすけ)

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 薬物耐性

 薬物の反復投与により、最初は著明な効果があった薬物が、同じ効果を得るために使用量を増加しなくてはならなくなる現象。身体依存と密接に関連して起こる現象である。薬物代謝が亢進して起こる代謝性耐性、薬物の効果を代償してしまう状態となる行動性耐性、受容体などに代償的変化が起こる機能的耐性に分けられる。モルヒネ・ヘロインなどのオピオイド類、バルビツール酸・アルコールなどの中枢抑制薬、フェンシクリジン(PCP)・リセルグ酸ジエチルアミド(LSD)などの幻覚薬、その他ニコチンやシンナーなどで耐性が起こる。特異な現象として、覚せい剤(アンフェタミン)の繰り返し使用による逆耐性(感受性亢進)がある。(2006.10.4 掲載)
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 はっきりと、アルコールが中枢抑制薬であり、耐性が起こると書かれている。しかも、「薬物の反復投与により」 とあるが、この反復投与こそ、毎晩の飲酒に他ならない。

 

 断酒前の私は、何十年にも渡る薬物の反復投与で、アルコールという薬物に対して、耐性が起こっていたわけだ。私は、この説明を読んで、自分の中で起きていたアルコール依存という症状について、実によく理解できた。


 もしスリップすれば、既にアルコールに対して出来てしまった耐性があるので、断酒直前に飲んでいた量では身体が満足しないはず。薬物耐性という、何とも恐ろしいことが、私の身体の中で起こった。一旦我が身体に形成されてしまったこの耐性は、取り去ることも取り消す事も出来ない!

 

 なだいなだ先生の本に書かれていた、山登りの例えが、これのことかな。以前8合目まで登ったことがある人は、アルコール耐性が8合目まで既に出来ている。だから何十年断酒していても、再飲酒したらすぐに8合目に達し、つまり、断酒前と同じアルコール量は飲めてしまうってわけだ。

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薬物耐性の起こる薬物として、アルコールもその仲間に分類されているということは、

 

違法・脱法ドラッグ

 

ではなく、アルコールは

 

合法ドラッグ

 

なのだ。

 

 

 アルコールは薬物ということを、私は最近認識した。遅すぎだなー!

 

※追記;京都市こころの健康増進センターというところのホームページに、
『覚せい剤などと同じようなドラッグの一種と考えるべきなのです。』とはっきり書いてあるのを見つけた。こちら→アルコールという薬物

 

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