得体の知れない、とは、正体がよくわからず怪しい、とか、胡散臭い、という意味で、主に人間に対して使うようだ。
『あの人は、得体が知れない』とか『最近駅でよく見かけるおじさんは得体が知れない』とか。
口に入るものでも、得体の知れないものは、実は沢山ある。世に出回っている、健康食品の中に、かなり紛れ込んでいる。これが、あれが、とあげつらうことはしないが。。。
ひどいものになると、医者から見放された末期の癌患者を騙して、儲けている輩もいる。Aという植物は効く、だの、Bという療法で治っただの、Cという人の気功であらゆる病気が治るだの、枚挙に暇がない。この場合、植物も、療法も、特定の人物の気功も、得体が知れない。
さてと、酒は?
急に大量に飲むと死ぬし、時間をかけて一定量以上飲むと、酔っ払った状態になり、行動が危険になるし、毎日沢山飲み続けると、身体のあちこちが傷み、その内に酒をやめることの出来ない依存症という病気になるし。。。
得体が知れない人やモノは、理由もなく怖いものだ。私は、かつて当たり前に飲んでいた酒という飲料に、やめてからかなり時間が経った今、それを感じている。酒というのは、得体が知れない飲み物だと認識している。飲んでいるうちに、どれだけ飲んだか分からなくなり、更に飲む。記憶を無くす。しかし、酔った状態でも、自分は行動している。アルコールに操られた人形のように。
これだけ世の中に普及している飲み物なのに、その悪い影響で、何兆円もの国家的損失を招く、得体のしれない、不気味な飲み物が、酒だ。
酒という括りの中に、何十種類何百種類もの飲み物がある。ビール、焼酎、日本酒、ワイン、ウィスキー、泡盛、ジン、ウォッカ…味も色もアルコール度数もどれ一つ同じものはないが、全部酒だ。一定量以上飲めば、どれでも、人体には同じ効果をもたらす。
これ(酒)、本当は、人間が飲んではいけないものなのではないかなー。造ったら、神様に捧げるだけ。神様の許しを得て飲むならば、祭りとか祝いの時だけとか。最近、そんな考えになっている。
でも、地球上で、昔からのやり方や、工業的なやり方で、ものすごい量の酒が、生産され、消費されているのだ。有史以来、こんなにも人類が酒を飲んでいる時代について、神は、どのように評価しているのだろう。
私は、神様が許して下さっても、もう飲まないけれども。
正体がよく分からず、怪しく、胡散臭いのだが、大人はみんな飲んでいるので、自分も飲もう飲んでみよう、みたいな何の根拠もない軽いノリで飲み始めたら、酔ってハマってしまった、というところが、大方の人の酒との出逢いなのではないだろうか。
その辺りが、造って売っているところの思う壺なんだろう。
酒とは何か。
まーまー、そんなことは深く考えなくていいから、ささ、さあ、それ、グーッと、空けて、さーさ、もう一杯どうぞ!
(曖昧に曖昧に)
あ、そう。ゴクゴクゴク。ん~!やっぱり、酒は、んまいな!もう一杯!
ハイハイ、さー、どうぞ!どうぞ!何杯でも!いっちゃってください!はい、どうぞ!
(たははは!もっと飲め、もっと飲め!)
----@----@----@----@----@----@----@----@----@----@----@
これは、今日、ちょっと早いのだが、娘がもらった『友チョコ』のおすそわけを、オヤジがもらった。パソコン用のしょぼいWEBカメラで撮影したので、ピンぼけだけど、手作りのかわいいチョコだ。食べるのが惜しい。
----@----@----@----@----@----@----@----@----@----@----@
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐに反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>