昨年立てた目標の断酒継続一年（３６５日）が見えてきた。今日からラスト１２ヶ月目に入った。
当たり前に実行していた習慣を、ある日を境にぷつっと断つということは、それが強い依存性を持っている場合、どうなるか。自らの身体で人体実験して、その詳細を日々ブログでレポートしてきたようなものだ。
今日は、とっても飲みたかったけど、なんとか乗り切ったとか、炭酸水をがぶ飲みした、とか。暑すぎて、どうしてもビールが飲みたかった、とか。読み返すと、日々、飲みたい気持ちと格闘していた。
しかし、ある時期から、その日の飲酒欲求のことをあまり書かなくなった。たまに大波が来て、苦しくなると、今日は飲みたかった、と書いたこともあるけれど。たぶん、昨年の晩秋頃から、今日まで、我慢できないほどの飲酒欲求には一度も襲われていない。
酒をやめてから今日までの日々を思い出して、気づいたことを書いてみよう。
・やめたいと思ったその日に、後先考えず、先ずやめた。
・やめたいと思ったきっかけを大事にして、いつも鮮明に思い出した。
・最初の３日間が、かなり苦しかった。
・断酒の先輩方のブログを手当たり次第読んで、参考にした。
・苦しい気持ちを整理するため、先輩方のようにブログを書き始めた。
・なんとか飲まないために、刺激のある代用飲料を工夫した。（リンゴ酢、クエン酸、炭酸水など）
・一週間をやり過ごすと、ほんのほんの少しだけ自信がついてきた。
・今日一日だけ、という考えで、一日だけ飲まないことを考えた。
・スロージョギングやウォーキングを始めた。これは、気分転換に最高。
・甘いものが食べたくて、ついつい食べ過ぎた。
・飲まない日が少しずつ積み重なり、二週間、三週間と週の単位が増えると、それに比例して酒を飲まずにいるのも、ほんのほんの少しずつ楽になった。
・ブログは断酒には有効なツールだと分かった。自分を客観的に見て、その日のことを吐き出すと、精神的に安定したし、ブログを通して、断酒の仲間が増えた。
・ほんのほんの少しずつ、が積み重なると、ちりも積もれば山となる、で、少しずつ断酒山の標高が高くなってきた。
・ひと月経過すると、コツのようなものがわかってきた。
・ブログに遅れること一ヶ月、Twitterも始めた。こちらでも断酒の仲間が増えた。Twitterでも、考えたことや浮かんだこと、俳句、短歌などtweetしたら、やっぱり気持ちがさっぱりしたし、仲間が応援してくれた。
・アルコール依存症に関する本を沢山読んだ。また、ネットでも、様々な情報を日々勉強し、自分の依存症について、理解を深めた。
・ブログへのコメントやTwitterへの返信を下さる人の意見から、日々、学んだ。
・飲酒欲求の大波小波が寄せては引くので、うまく波乗り出来るように、練習した。今でも、練習している。一生練習かもしれない。しかし、波はかなり小さくなっている。
今は、安定している。それでも、飲みたいというより、酔いたい時がたまにある。あの、酩酊状態をもう一度体験したいようだ。でも、これは、理性で抑えることが出来ている。
酒をやめてよかったこと、身体の変化、一日の使い方など、これまで何度も書いてきた。良いことばかりだ。実際、やめて不都合なことなど一つもない。なぜもっと早く断酒に気づかなかったのだろうか、という思いだけは、消えないが。
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昨日もらった、バレンタインチョコ。かみさんと娘の合作だが、どうも、失敗作らしい（笑）まー、いいや。ありがとう！
誰が作ったのか、かわいい雪だるまが８つ並んでた。
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