ブログタイトルは、朝の娘との会話がヒントとなった。
私が、先日、銀行のATMに並ぼうとして、横から割り込まれ、「チェッ」とつい舌打ちしてしまった時のことを話していた。
私:で、その男がさ、コワイ顔で振り向いて、「なんだよ!舌打ちしたな!文句あんのかよ!」ってパパにいちゃもんつけたんだよ。こわかったなー。
娘:え!それでどうしたの?言い返したの?
私:いや、思いっきり力抜いて、別人の口調でさ、「はぁぁ~あ?な・ん・で・す・かぁぁ?わ・た・し・したうち?し・て・ませんがぁー」ってね、ボソボソゆっくりとね、ちょっと声も変えてさ。
娘:そしたら?
私:ん。なんか変な顔してたけど、それで終わったよ。
娘:なにそれ、ばかみたい。
私:いや、関わりたくないし、余計なエネルギー使いたくないからさ。
娘:あー、君に費やす時間はないって、ことだね。
私:そうそう。うまいこと言うねー。
なーるほどねー。君に費やす時間はない!これ、飲酒に対しても同じだな。
酒に費やす時間はない!
酒に関わりたくないし、飲む時間も無駄だし、アルコールの解毒に余計なエネルギーを使って、肝臓を酷使するのも、バカバカしい。結局酔っ払ってあっちの世界に行ってる間に、貴重な時間がどんどん過ぎ去っていくわけだしね。
そもそも、あと何年生きるかも分からないのだから、酒に、たった一度しかない人生の時間を費やすなんて、もう二度とゴメンだ。
半世紀生きたオヤジより、十数年しか生きていない子供のほうが、真理を口にすることが多いな。純粋なんだろうな、心が。
私は断酒以来、酒に費やしていた時間を全て、家族に振り向けている。外飲みも勿論しなくなったし、家でも、夕食はものの20分くらいで済む。断酒前の、あのダラダラと飲み、酔い潰れていた頃は、時間をドブに捨てていたのと同じだった。よくもまー、毎晩繰り返していたものだ。我ながら、呆れ返っている。
もう、金輪際、酒に費やす時間など、無い!
これを常に意識して、貴重な時間を大切にしよう。
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