(昼過ぎ、出先で、涼し気な、水のカーテンを見た)
3月は、あちこちで卒業・卒園の季節。
幼稚園、保育園、小学校、中学校、高校、専門学校、大学。それまでの日々が終わり、新しい日々が4月から始まる。
何度か触れているけれど、巷の雰囲気に合わせて、今月中に[飲酒学校]の卒業式を自分でやり、その後すぐ[断酒学校]に入学するってのはどうだろう。
人間、男も女も、若いうちは、酒を飲み過ぎて、酒害を学ぶのも悪くはない。人様を傷つけるような加害者にならない限りは、やり直しも効く。ただ、そのままの飲酒生活を続けて、数十年後のある日、酒で老醜を曝すようになってしまうと、もう取り返しが付かない。
私自身、酒を断つのが遅すぎたと感じているが、それでも、断って良かった。当たり前の話だが、断って以来、酒に纏わる悩み・事故・損失・過失・体調不良など一度も経験していない。これからも、飲まないのだから、飲酒に関して不安などあるはずがない。逆に、酒を飲んでいた頃、何か良いことがあったのか?と思い返すと、何もないことに愕然とする。
ひとつ恐ろしい事実を披露する。私が30年以上に及び在籍した[飲酒学校]で学んだのは、エタノールが自分に及ぼす酒害だけだった。
ある程度の飲酒生活を経験したなら、一番いいのは、きっぱりと未練を捨てて、酒を断つということ。[飲酒学校]を卒業して[断酒学校]に入る。もう、それだけ飲んだのだから、酒は卒業して、別の世界を見てみよう。
適正飲酒云々は関係なく、もう、やめちゃおうってこと。加齢に伴い、身体のあらゆる臓器がヘタってくる中で、特に解毒を受け持つ肝臓が、若い頃のようなエタノール量を投入されて、同じように働けるわけがない。それと、脳。こっちも、加齢と共に弱ってくる。エタノールで追撃することもあるまい。
卒業したら、もう振り向かない。小学校に上がったら、もう一度幼稚園には行かない。中学校に上がったら、もう小学校には行かない。そういうことで、飲酒を卒業したら、もう振り向かないってのが、一番格好いい。
実は、[飲酒学校]を自主的・強制的に無理やり卒業した、一年前、長らく酒と共に過ごした日々が走馬灯のように頭の中でクルクル回り、やり切れない思いがとても強かった。行きつけの飲み屋や、定期的に会っては楽しく過ごしていた飲み友達が、特に浮かんでは消えた。酒との別れが切なくて悲しくて、心は沈んでいた。。。のだが。。。
あれから一年後。。。今、なんとまー、元気なこと!身体も元気、心も元気!あの頃感じていた未練は一体どこへ消えたのか。とても、さっぱりしている。
実は、今日のタイトルは、去年のブログから思いついた。
@----@一年前の今日のブログ@----@----@
娘の卒業式だった(めでたいが、今日も飲まない11日目!)
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最近は、先ず氷とクエン酸を入れた冷たい水をビール代わりに一気に飲む。これが、意外とイケルのです。あ!別に、健康のためとか、そんなこた考えてません。ただ、クエン酸が酸っぱくて自分には、いい刺激なんですね。そのあと、サイダーとか野菜ジュースとか、飲む。こんな感じ。
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@----@一年前の今日のブログ終わり@----@ ----@
たった一年前だが、懐かしい。あの頃買ったクエン酸が、かなり残っている。確か、千円でお釣りが来た。これも、苦し紛れの工夫だったわけだけれど、安いし、刺激はあるし、良かったのかな。今は、全然飲んでいない。台所の棚の片隅に静かに収まっている。
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