タイトルの《アンストッパブル》を見て、
☆連続飲酒が浮かんだ人・・・ちょっと病んでいるかも...
☆デンゼル・ワシントンの映画が浮かんだ人・・・かなり映画好き!
☆なんのこと?・・・一番多いかも?
先週末、この題名の映画を観賞した。
途中から、なんだかデジャ・ビュな感じがしたので、数年前のメモを見たら、既に観たことがあった。あれれ。やっぱり、脳が劣化しているのかな。封切りの頃、映画館で観たのに、忘れていて、BDを借りてきて、また観たってことになる。
でも、いい映画は、やっぱり、何度観ても、いいものだな~。
簡単に書くと、有害な物質を大量に積んだまま暴走する無人の貨物列車を、二人の鉄道マンが命を張って止めるというストーリーだ。
原題も邦題も、同じ。
unstoppable・・・止められない、防止できない、止めることができない。
観賞しつつ、なんだか、この暴走貨物列車が、飲みだしたら止まらないアルコール依存症の人と重なってしまった。
列車は、レンジャーがヘリコプターから降下を試みたり、燃料タンク近くにある非常停止ボタンを狙撃したり、脱線装置で転覆させようとしたりするが、悉く失敗に終わる。もちろん、ラストは、二人の鉄道マンの活躍で無事停止するわけだが。
この列車は、無人のまま、「力行」してしまった。運転席には誰もいない。アルコール依存の人も、頭の中の運転席が無人になっている。大脳が麻酔されているから、「力行」のままひた走る。(※「力行(かぎょう)ではなく(りっこう)」とは、車で言うとギアが入ってアクセルを踏んでいる状態。)
ただ、この暴走列車の場合は、二人の鉄道マンの連携による力技で停止できたが、人の場合どうなんだろうか。列車の運転席に潜り込むことはできても、人の頭脳に潜り込んで、飲酒の停止ボタンを押すことはできない。この停止ボタンだけは、本人が押す必要がある。
飲酒のアンストッパブルは、喜ぶのは酒造メーカーと酒を売っている業界だけで、本人も家族も、悲惨な生活が続く。ストップするのは、命が終わった時ということになる。
余談だが、”unstoppable”で、例文を検索していたら、こんなのがヒットした。
We were unstoppable binge drinking machines.
(我々は、止められない大量飲酒マシンだった)
そうだ、止め処なく飲んでいたころは、人間ではなく、マシン=機械だったのかもしれないな。
ところで、列車といえば、夕方tweetしたのだが、既に皆さんもニュースで御存知だろうが、佐賀県で、回送電車に轢かれ、左足膝下から切断の大怪我をした50代の男性が、事故後、6時間も経過してから、自ら119番通報をしてきたのだそうだ。
前夜、酒を飲み、泥酔していたとのこと。一体、何故このような状態になったのか、憶えていないのだという。
まさに、酒に含まれるエタノールの麻酔効果だったのだろうか。もしそうだとするならば、酒とは、世にも恐ろしい飲み物である。
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