明日からの消費税増税を前に、これまでの飲酒生活を振り返り、私が酒を飲むことにより、一体どのくらい国家に納税したのか、ざっと計算してみた。
(上記の図では、酒の単位が漏れているので、追記:
日本酒1.8L、焼酎700ml、ビール350ml、発泡酒350ml、第3のビール350ml、ワイン720ml、ウィスキー700ml)
ちょっと見づらいけれど、納税協会の「酒とたばこと税金」 というページから、消費税5%の時の値を借りて、それぞれ、3、5、8、10%の時の小売価格の例と、そこに占める消費税額、小売価格に占める税金の負担割合を表にしてみた。
(私はもう酒はやめているので、8%、10%の所は関係ないのだが、参考までに付けてみた。この表の値は、ざっくりなので、正確ではない!単に私の計算用に作っただけ)
消費税は、1989年の3%から始まり、
1997年に5%に上がり、
2014年4月から8%に上がり、
2015年10月からは、10%になることが予定されている。
毎日どのくらい飲んできたのか、はっきりしないが、私の場合は、20代、30代、40代、と酒量が増え続けたのは間違いない。若い頃は、焼酎は飲まず、ビールの他は日本酒だった。おやじになってから、焼酎、泡盛などの度の強い酒が好きになった。ウィスキーとかブランデーは、たまにしか飲まなかった。
ざっくりだが、私の20代前半を消費税なし、20代後半から30代前半を3%、30代後半から断酒までを5%で計算してみよう。飲んでいた量は、全然アバウトだが、それぞれ一日あたり換算で、20代で缶ビール2本、30代で缶ビール4本+日本酒2合、40代で缶ビール5本+日本酒3合といったところか?もっと多い日もあれば、少ない日も、もちろんあるし、飲んだ酒の種類も、もっと色々だが。。。
店で飲むときはビールも大瓶だったが、家では缶の350CCが殆どだった。缶ビールと言っても、発泡酒、第三のビール、と、安いビールもどきが売り出されてからは、飲めさえすれば良い私は、もちろん、普段は、モドキを飲んでいたので、酒税も、そっちで計算してみる。それと、面倒なので、ビール以外の酒は、全部日本酒換算で計算してみる。
☆20代前半(約5年)
缶ビール2本×365日×5=77×2×365×5=281,050円
☆20代後半~30代前半(約10年)
缶ビール2本×365日×5年=(77+7)×2×365×5=306,600円
(缶ビール4本+日本酒2合)×365日×5年
=((77+7)×4+43)×365×5=691、675円
306,600円 + 691、675円 = 998,275円
☆30代後半~断酒まで(約16年)
(缶ビール4本[発泡酒]+日本酒2合)×365日×5年
=((77+7)×4+43)×365×5=691,675円
(缶ビール5本[第三のビール]+日本酒3合)×365日×11年
=((77+6)×5+64)×365×11=1、923、185円
691,675円 + 1、923、185円 = 2、614、860円
私がこれまでに飲んだ酒の、大体の税金の合計。
281,050円(20代前半約5年)
998,275円(20代後半から30代前半約10年)
2、614、860円(30代後半から断酒まで約16年)
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3,894、185円
ざっくり少なめの計算で、これだけってことは、居酒屋などで飲んだ分も含めたら、酒税と消費税で400万は軽く越えて納税したのだろうなー。
もちろん、かなり大雑把な計算だけれども、これまでこういったことを考えたことは一度もなかったので、びっくりして、深く考え込んでしまった。
バカバカしいな~。 こんなに納税したのに、表彰してくれないしなあ(笑)
一つだけ幸いなことに、私は、(脳は定かではないが)身体にはアルコールのダメージがほぼ無いところで断酒したので、まだ救われる。が、中には、もちろん、私以上に大量に酒を飲み、国に多額の納税をした上に、身体を壊してしまった方も大勢おられると思う。
皆さんも、ざっくりと、これまでの飲酒による国家への納税額を計算してみたらいかがだろうか。普段給料から天引きされる所得税や社会保険などの金額には敏感でも、グビグビっと疲れを癒やすために飲んでいたアルコールでも、かなりの額の納税をしているはずだ。
それにしても、我々から絞りとった酒税(消費税も!)を、国は一体何に使っているのだろうか。アルコールで破壊された人生や、その家族の悲惨な実態は、為政者には全然伝わっていない。
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