今日の夕方、Twitterに流れていた情報から、愕然とすることを知った。
ブラックアウトして、前夜の飲酒後のことを覚えていないことが多々あった。酔いから醒めてみて、ふと、「ここはどこ?私はだれ?」状態になった時、あ!また、やってしまった!何も覚えていない!という心理状態になる。
少し後に、リンクを貼るが、何と、これは、脳が麻痺して過去の記憶を思い出せないのではなく、そもそも酔っ払うと、行動を記憶するという事をしていないのだと!
脳の記憶や学習に関わる海馬という部分は、エタノールによって、徐々に正しく機能しなくなり、その濃度が高い(つまり酔いが深い)ほど、書き込みがされなくなるという。
なので、ブラックアウト時は、どんなに努力して頭を雑巾のように絞ってみても、何も出て来ないのではなく、そもそも記憶領域に記録されていないので、何も思い出すことが出来ないのだそうだ。
今までの習慣のような古い記憶は障害されていないので、いつの間にか帰宅できていたり、誰かに電話やメールをしてたり、饒舌に会話をして知らない人と話したり、色んなことをしでかし、わー!全然覚えてないのに、オレはこんなことをしていたのか!ということがあるのは、そういう事だったのか!と、私は納得した。
「酔っ払って憶えていない」→そもそも脳が記憶していなかったことが判明
これのネタ元の英文のサイトは、上記サイトにも引用元として紹介されているが、英語に強い人は、直接読んだ方がいいかも。。。↓
What Happens To Your Brain When You Get Black-Out Drunk?
エタノールが、脳の海馬にこんな悪さをしていたのには、びっくりした。こういうことを知ると、ますます酒を飲んで酔っ払うということが、いかに自分の日常生活を危険に晒すのか分かる。
記憶がない、自分がやっていることを脳が記録していない。。。ひょっとして、泥酔している間に、人を殺めてしまっても、そのこと自体が記録されていない。。。あぁー、恐ろしい。
よく新聞の社会面に、過飲酒後に起こした事件・事故で、「酔っていて覚えていない」との被疑者のコメントが載るが、覚えていないのではなく、そもそも脳に記録されていなかったのだ、という事だ。今日、そのことの意味が分かった。
さてと、話題を変えて、ここのところのブログを読み返すと、その日の自分自身の飲酒欲求は、全然書いてない。
昨年の今日のブログを見ると、下のような感じ。
@----@1年前のブログより@----@----@
『過去の泥酔事件簿その2続き(断酒22日目)』
無事に、3週間をクリアして、断酒は4週目に突入しました。
最近気付いたのですが、血圧が下がりました。もともと、そんなに高血圧というわけでもないのですが、今まで上が145、下が85くらいでした。それが、120~125/65~70くらいになってます。
・・・(中略)
さてさて、飲みたい、飲まない、飲みたい、飲まない、とまだまだ悪魔と天使が一つの心の中で格闘しております。アルコールって、強力ですねー。油断してると、すぐにアルコールの蟻地獄に落ちて行きそうです。
@----@1年前のブログ終わり@----@----@
飲みたい、飲まない、飲みたい、飲まない、て言うのは、良く覚えている。特に、夕暮れ時が、ピンチだった。
過去の泥酔事件簿を書いて、飲むとこんなことの繰り返しになるぞ、と、己を戒めていたのだ。もちろん、この1年の間、酒絡みのトラブルや後悔がひとつも無い。その上、家飲み・外飲み共に酒代の出費も無い。
血圧も、ずっと低位で安定している。
飲みたい、飲まない、飲みたい、飲まない、という葛藤は、消えた。
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