今朝、霧雨の中、ビニール傘を差して、スロージョギングをば、小一時間ほどしてきた。
ジョギングに使っている道の街路樹ハナミズキが、今を盛りの満開で、その花々が雨に濡れて、それはそれは綺麗だった。
ぼーっと走っているとき、早出の通勤の人とすれ違ったのだが、この人、歩きタバコをしていて臭かった。その時頭に浮かんだのが、《デトックス》だった。ニコチン中毒の人は、朝からタバコかよ!と思ったからかな。
ところで《デトックス》という言葉をご存知だろうか。
解毒、ということで、体内に溜まった毒物を体外に排出させることだ。特にアルコール依存症などの薬物中毒の場合の医療的な解毒行為を差すこともあるようだ。
身体からエタノール成分を追い出すのは、何日かの断酒で可能だと思うが、問題は、頭の中に蔓延る、『酒を飲みたいという強烈な思い』である。これをデトックス(解毒)しないことには、身体にまたエタノールという毒を入れてしまうことになる。
素人考えでは、元々、薬物の一種であるエタノールに毒されているのだから、これを別の薬で解毒するということが出来そうな感じがする。しかし、決め手となる薬はこの世に存在しない。
《飲酒欲求》のデトックスは、自分でやるしかない。
頭のなかに蜘蛛の巣のように、飲酒に関する欲求が張り巡らされている。これを少しずつ少しずつ取り去るしかない。
それらは、子供の頃からの飲酒に対する嘘のイメージだったり、大人になってからの酒に酔う記憶だったり、実に沢山の酒絡みの事どもだ。頭のなかにあるこれら全てを綺麗さっぱり排出しなければならない。
私にとっては、ブログを書いて、自分の心を整理することが、飲酒願望のデトックスにかなり役立った。もちろん今でも書き続け、デトックスを続けている。ブログに訪問して下さる方々は、日々読んで下さるだけで、ほんの少しだけ飲酒のデトックス効果があるかも知れない(笑)
中年の身体に不要な脂肪と、心に不要なストレスのデトックスは、スロージョギングで行っている。たまに行くボクシングもデトックス効果有りだ。
頭の中の飲酒欲求のデトックスがうまくいくと、面白いもので、今度は、身体にも頭にも、自然と良い物を取り入れるようになる。それは、音楽だったり、思想だったり、飲み物ならば白湯だったり、食べ物ならば野菜だったり。
酒を飲み始めたのは自分であるから、やめるのも自分なのだ。赤ちゃんだって、おっぱいをやめる日をちゃんと知っている。私たちは、大人だ。問題飲酒を自覚したのならば、四の五の言ってないで、やめてみようではないか。
この桜は、今は亡き義父が4年前の春に撮影した、盛岡の石割桜(天然記念物) 樹齢360年くらいだそうだ。とても珍しい。
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