ミトコンドリア!何それ!?食べ物?
いえいえ、ミトコンドリアは、生き物の細胞の中に必ずある細胞小器官。
人間の身体には約60兆個の細胞があり、それらの細胞の中に、ミトコンドリアは必ず存在し、各細胞が活動するために必要なエネルギーを生産している。なので、ミトコンドリアは、エネルギーの生産工場とも言われている。
今日見たサイトの記事(◆ミトコンドリアの働きと病気について◆)では、この小さなミトコンドリアが健康や若返りに密接に関わりを持っていることが最新の研究で明らかになったと書いてあった。
こちらの日経新聞の記事も、分かりやすい!(太りやすい体、太りにくい体 差は「ミトコンドリア」 )
ざっとまとめると。。。
老いるということは、身体の隅々を構成する細胞内のミトコンドリアがエネルギーを生産する能力が衰えるということだ。それを示す例が、中年太りということ。これはミトコンドリアの能力が衰弱したため、食事で体内に取り入れた原料をエネルギーに変換出来なかった分が、身体に残るから。
つまり、ミトコンドリアを増やして、エネルギーをつくる能力を高めることが出来れば、若返るし、体重も増えないし、体力も向上するわけだ。嬉しい事に、自分の身体の細胞の中のミトコンドリアは、なんと、努力すればいくらでも増やすことが出来るのだそうだ!良かったなー!
ミトコンドリアを増やすには次の4つがいいそうだ。
①やや強めの有酸素運動をする
②背筋を伸ばす
③寒さを感じる
④空腹を感じる
神経細胞のミトコンドリアを増やすには、脳の血流を増やす、つまり、有酸素運動がいいんだなー。
ミトコンドリアの異常が生み出す病気というのも書いてあった。
・生活習慣病・・・肥満、高脂血症、糖尿病、メタボリックシンドロームなど
・老年病・・・アルツハイマー病、脳変性疾患、老化など
・遺伝病・・・ミトコンドリア病など
・がん
・慢性腎臓病(CKD)
・不妊・・・生殖細胞をつくるにはミトコンドリア遺伝子が必要
で、最後に、これが一番私の言いたいことなのだ。
酒を飲むと、肝臓がエタノールを一生懸命解毒して、アセトアルデヒドを作るのだが、実は、こいつアセトアルデヒドは、とても強い有害作用があり、肝毒性を示し、肝細胞のミトコンドリアを障害するのだそうだ。
自分の身体の中で一生懸命に働いてくれている健気で可愛くて逞しくて頼もしいミトコンドリア君たちを、酒はいじめるわけだね。
酒飲まないで、運動しようよ!
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)