タイトルの格言には、《男子》が付くのだが、今や、女性も男性も同じだ。
《人間家を出(い)ずれば七人の敵あり》だ。
家の中に敵がいるという人もいるだろうけれど、それは、又別の機会に(笑)
この格言はもちろん、酔っ払いを戒めるためのものではなく、シラフの状態で、家を出れば、外にはそれだけ危険が存在していると教えている。
朝はキリリと家を出て、仕事が終わって、酒を飲み、ヨレヨレになる人が多いと思うが、年齢に関わらず、酔って《敵》に遭遇することがどんなに危ないことか。時に、命が失われる。
移動手段である自動車では、飲酒運転の加害者になったり、酔って道で寝てしまったり、フラフラ歩いて車に轢かれたりして、被害者になる。電車でも、ホームから落ちたり、押されて電車と接触したり。
酔っ払いを専門にしている敵もいる。俗にいうボッタクリの店だ。一度入ったら最後、高額な代金を請求され、払わないとそこから帰ることが出来ない。
私の世代が遭遇することの多い、オヤジ狩りなんて、酔っ払っていたら、なす術もなく、ぼこぼこにされてしまう。逃げることすら叶わないだろう。
酔いが回り、寝てしまう人は、スリに狙われる。私が何度か被害に合っている。性格が攻撃的になる人は、ケンカのトラブルに巻き込まれることが多い。
私は家の中で泥酔することが多く、家族に迷惑は掛けたが、最後の頃は、上記のような被害には殆ど遭遇していない。ただ、たまに外で飲むと、ついつい度を過ごし、終電車で寝てしまうのは良くあった。
今日、Twitterで、泥酔あるある話を何人かのかたとやり取りしたのだが、なかなかみなさんが猛者であり、今となっては笑える。目覚めたらブタ箱にいたとか、駅の改札の前とか、浴槽だとか、路上だったとか...
泥酔してしまうと、どうしてここまで行動が同じで、危険な方向へと進むのだろう。飲酒を、適度なところで切り上げることの出来ない人は、最初から飲まないという選択しかない。
今は、大体寝る時間になれば布団に入り、ぐっすり眠り、早朝、パッチリと目が開く。
昔は、ハッと気付くと、床やトイレで寝ていることが多かった。あれ!?オレはなぜ、こんなところで寝ているのだろう…近くには酒の缶やら瓶が散乱していたり。家の中でも、危ないのだから、外は酔っ払いには危険な敵ばかりだ。
一度、何か事件に巻き込まれたり、自分が加害者になってしまうと、もう、取り返しが付かない。
断酒してからは、酒なしの、クリアで透明な頭で、常に冷静沈着に行動できている。
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