アルコール関連の病気のことを調べているうちに、若年性認知症の夫を持つ奥様が書かれているブログを良く読むようになった。
私と同世代のご主人が多い。しかも、そのような境遇の方が皆さんブログを書くわけでもないと思うが、リンクを辿ったり、検索したりして、複数の方のブログを読むことが出来る。
それでふと気付いたのだが、私と同性同世代で、若年性認知症を発症した方が何人もおられる中で、共通点が多々ある。仕事一筋で真面目なサラリーマン。家庭では優しくて、頼りがいがあり、優しいパパ。でも、若い頃から大酒飲み。50代前後で若年性認知症を発症。というパターン。
以前も、『アルコール性認知症の恐怖(断酒127日目)』ということで書いた。この時は、純粋に、アルコールが脳に直接作用し、傷害を与えた結果、萎縮したり、認知症の症状が現出したりする、ということがメインの内容だった。
だが、実は、今、私自身が少し恐怖にかられているのは、若年性認知症ということで、アルコール性認知症とは別の認知症だ。但し、飲酒が若年性認知症の発症と関係があるかどうかは、医学的に判明しているわけではない。
若年性認知症と言っても、それは18歳以上、65歳未満の人で認知症の症状がある場合を総称したもので、もう少し細かく分類すると、次のようになるそうだ。
(教えて!認知症予防より)
==========若年性認知症の分類=====
(原因不明)
アルツハイマー型認知症
ピック病(前頭側頭葉変性症)
パーキンソン病
レビー小体病
脳血管性認知症
(原因判明)
血管性認知症
頭部外傷性認知症
アルコール性認知症
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この分類の内、今日の記事で触れているのは、原因不明の方だ。実体験を綴ったブログや本や記事などを読むと、私の世代での発症がとても多く、しかも、若い頃からの大酒飲みという条件を考えると、今現在、脳以外の臓器に障害が起きていないことだけを喜んでもいられない。
ならば、脳ドックでも受診したらどうか、と言われそうだが、もし、何か分かったところで、どうにもならないというのが医学の現状だ。
問題飲酒に気づいたならば、先ず、酒を断つのは正解だが、その先、もしかして、脳に機能障害が現出する可能性も無くはないと、考えておいたほうが良いのかもしれない。症状としては、ある日突然、昨日まで出来ていた簡単なことが、出来なくなるのだそうだ。
まー、酒を一滴も飲んだことのない人だって、若年性認知症を発症することだし、なるかどうか分からないことを考えても詮無いことだろうけれどネ。。。
もう一度書くけれど、アルコールが若年性認知症の原因になるのかどうかは、はっきりしていない。ただ、若い頃からの大量飲酒の習慣は、かなりのリスクになっているような気がする。例えば人生80年と考えると、40くらいまでは、若さで何とかなり、折り返して、少し経ってから出てくるのかなぁ。
とおりゃんせという童謡のように、行き(飲み始め~40代)はよいよい、帰り(40代以降)は怖い、という感じかもな。
医学的にはっきりしたとして、アルコールと若年性認知症が無関係と出れば嬉しいな。でも、クロという結果が出ると、私は不安に駆られるし、巷では酒が売れなくなるな。
仮に、《適量を越えた飲酒を続けると、若年性認知症を発症する可能性が高まる》としたら、これほどの恐怖はないもの。今、毎晩飲んで気持ちよく酔っ払っていても、中年以降に、自分が徐々に自分でなくなるかもしれないなんて。。。
毎日飲んでいる内に、ある日酔いの世界に行ったまま、シラフの日常に戻って来れなくなるかも知れないなんて。。。ゾゾゾ。。。ゾワゾワゾワ。。。背筋に悪寒が走る。
まあ、これ、仮に、考えてみただけなので、念のため。
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