今日、移動中の駅の構内で、未成年者飲酒禁止の、ばかでかいポスターを見つけた。
実際は、上の写真が左半分、下の写真が右半分、更に真ん中には、「STOP! 未成年者飲酒」の文言が、例の手のマークの中に、書かれていた。あまりにも横長の巨大なポスターなので、私のカメラでは、うまいこと一枚に入らなかった。
上の写真の、字の小さなところを拡大すると、こんなことが書いてある。
これだと、未成年者の人だけ注意してね!二十歳過ぎた大人は大丈夫なんだよ!もうしばらく辛抱してねって、成人してからの飲酒に太鼓判を押しているように受け取れるけど。。。
この文言をちょっと変えてみよう。
《未成年者》を《アルコール依存症者》に差し替えただけ。
「実は、アルコール依存症者飲酒のほとんどは自宅で起きている。
家庭で、脳萎縮や内臓への障害って大事件だよ。」
未成年者飲酒禁止法という法律に基づいて、ダメだよって、警告しているんだろうけれど、説得力が無いな、全然。だって、気付いたのは私だけなのか、通り過ぎる人々は、壁の柄とすら認識していないようだったし。
未成年者にこんなにも害あるならば、「未」の取れた成年である大人にだって害があるはずだ。でも、ここのところが欠落している。そりゃそうだ。大人にはガブガブ飲んでもらわないと、商売が成り立たないものなあ。
ところで、煙草にも、未成年者喫煙禁止法というのがあるけれど、
「おタバコは二十歳になってから」とか
「STOP!未成年者喫煙」とか
のポスターは見たことないな。
酒は積極的に売るけれど、タバコはかなり控え目で消極的な販売だ。この酒とタバコ、両者の違いが、実に不思議。
我が家では、『STOP!未成年者飲酒』ではなくて、
子供には、『DON'T START! 飲酒』ということで、何歳になろうと、酒は飲み始めるな!
オヤジには、『KEEP! 断酒!』ということで、今の断酒をずっと継続しろ!
である。
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