ここ数日、久しぶりの飲酒欲求に襲われて、少々ビビってしまった。
飲むことは、飲まないことより、実に簡単である。ほんの束の間だけれども、脳内が別世界へトリップして、快楽も堪能出来るぞ、と、誘惑の悪魔が、私を捕捉しようとした。
けれども、昨日の朝も、今朝も、布団の中で目覚め、前日の夕方から就寝するまでを思い出し、
(あ~、やっぱり、飲んでないと、いつも、この朝を迎えられるんだな)
と、染み染みと思った。
前日を後悔しない朝。
頭が痛くない朝。
吐き気のしない朝。
喉の乾いていない朝。
自分の布団で目覚める朝。
起床後すぐに行動できる朝。
朝は一日の始まり。すっきり目覚めると、その日が晴れだろうと雨だろうと、自分の思い通りに一日の行動が出来る。
大袈裟だが、この朝を迎える為に、一日酒を飲まないんだな~と言うことかも知れない。
酔い醒めの朝を迎えると、既にその日は、朝から酒に支配されていて、碌な日にならない。これは、私の経験から、100%確実なこと。
酒を断ってからの私は、家の中で一番早く起きて、米を研ぐ。家族の朝ご飯と弁当用の米だ。炊飯器のセットをしたら、同時に沸かしておいた白湯を飲みつつ、皿も洗う。これらのことは、私が飲んだくれの頃は、全部かみさんがやっていた。
(酒を飲んでひっくり返っているだけで、何もしなかったかつての自分。それでも、かみさんは、何も言わず、色んな事をしてくれていた。大酒を飲む問題おやじの世話を、酒を一滴も飲まないかみさんがしてくれていた。あの頃、かみさんの手は荒れてガサガサだった。まことに申し訳ない。今は、私の手が荒れている)
そして、ちょっとパソコンを立ち上げ、ニュースを見たり、ブログのコメントを見たりする。雨が降っていなければ、大体5時過ぎから、スロージョギングに出掛ける。散歩している老人より遅いくらいのスピードで、のんびり1時間くらい。汗は出るが、全然キツくない。
この朝を迎えるために、酒は飲まないんだ。
朝が爽やかだと、一日快適に過ごせる。
明日も、早起きして、日の出を見るぞ。
と、そんなわけで、私の夜は、早い。22時には、寝ている。
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