先日のテツさんとのコメントのやり取りで、本日の記事を書こうと思った。
ずっと酒を飲み続けていた人が、プツッと断つと、それまでに無かった様々な症状が身体を襲う。
『離脱症状』だ。どういう状態で、どんな症状が現れ、どうしたらいいのか、などについては、私は門外漢であるし、間違ったことを書くわけにはいかないので、とても分かりやすく離脱症状について解説してあり、アドバイスも載っているYAHOO知恵袋をリンクしておく。
離脱症状については、私も、経験した。上記サイトに出ている中では、
・発汗(暑くもないのに玉のような汗をかく)
・不安感
・イライラする
・不眠傾向
これらは、あった。それにプラスして、表現は難しいが、喉の奥から食道、胃にかけて、腹の底からよじれるような、何とも言えない感覚に襲われた。これが、発汗、不安感、イライラと共に出てきた。
人間という生き物は、かなり精密で繊細に作られているので、それぞれ経験する離脱症状も違うはずだ。似ていても、違う。けれども、これがほとんどの人を襲うだろうことは間違いない。
もし離脱症状がなければ、断酒は楽だと思う。苦しい離脱症状の根本原因は、酒を慢性的に大量に飲んでいたことにある。だが、この、今の辛さから一刻でも早く抜けたいという気持ちが、酒を飲めば離脱症状が治まる、という方向へ己を運ぼうとする。
そこで、飲めば、一時的には楽になる。だが、それこそ元の木阿弥である。
そこで、踏ん張れば、いつしか離脱症状そのものが弱まり、消えてゆく。これは、上記サイトにも説明がある。
離脱症状からの離脱が出来れば、かなり断酒は楽になる。
テツさんへのコメントにちょっと書いたのだけれど、私は昨年辛かった時、もちろんこの症状は、酒を断ったことによる『離脱症状』だと認識していた。けれども、イライラする、不安だ、喉から胃までよじれるほど乾く、なんだか汗が出る、などの時、敢えて体調不良ということにして、早く寝てしまったり、甘いものを食べたり、薬を飲んだりして、紛らわせてみた。
断酒の『離脱症状』を意識しすぎると、この症状から離脱するには、飲酒が手っ取り早い、ということになりかねないからだ。こうなると、『ウロボロスの蛇』だ。無限ループに陥る。
飲んだいっときはいいが、魔の連続飲酒に陥り、また断酒に踏み切るしかなくなり、離脱症状に苦しみ、辛い離脱症状からの離脱に、また酒を飲み・・・
(因みに、先日書いたプログラミングでは、ロジックと言われる、命令と条件の組み立て順序を誤ると、プログラムが無限ループし、終わらなくなる。これはかなり重症の問題であり、いつも気を使う。)
そんなわけで、離脱症状からの真の離脱に成功すると、治癒ではないが、回復の状態を保つのがとても楽になり、断酒生活を満喫できると思う。(←私の場合)
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