タイトルとは無関係だが、今日で私の断酒日が444日目となった!
寅さんの口上だと・・・
『続いた数字が四つ、四谷赤坂麹町(よつや あかさか こうじまち)チャラチャラ流れる御茶ノ水、粋な姐ちゃん立ちションベン。白く咲いたか百合の花、四角四面は豆腐屋の娘、色は白いが水臭い・・・ 』
断酒の日数を数えることについては、色んな意見があるだろうが、私は、敢えて数える方を選んだ。何故ならば、この先、もし飲んでしまったら、その次の断酒は、この記録越えを目指そうと思っているからだ。
弱気と言う訳ではなく、人間、先のことは分からないから。
と、言う事で、前回は333で喜び、次は555で喜ぶとしよう。
さて、本題に移ろう。
今日は、Twitterの断酒仲間の方(新生さん)が、断酒の例会に出席した時に聞いたという、家族の人からの発言をご紹介する。
「うちの主人の酒害は許すことはできても、生涯忘れることはできない」
とても短いフレーズだけれど、この中に、三つの時制(過去―現在ー未来)が入っており、この方のご主人の飲酒問題が良く分かる。
過去:大量に毎日酒を飲み、問題を起こし、奥さんに大迷惑を掛けていた。
現在:断酒し、立ち直り回復している。そんなご主人の過去の酒害を、奥さんは許している。
未来:奥さんは、ご主人から被った酒害のことは一生忘れることはない。
これは、私の事でもあるので、新生さんがtweetしたのを読んで、すぐに目に留まり、理解したのだ。
酒害と言っても、全く同じ家庭はないだろう。けれども、夫婦の一方が他方に、または親が子供に、逆に、子供が親に、と言う形で、飲んで酔う人が、飲まない人に掛ける迷惑と言うものは、計り知れないものがある。
私は、問題を起こした方の経験しかなく、しかも、何をどうしてどうなったかという肝心の事は、酔っ払っていて、何も覚えていないのだ。逆に、酒害を被ったかみさんや子供は、シラフであり、私の飲酒問題をすべて記憶している。
なので、この奥さんの、「生涯忘れることはできない」との言葉が、私の胸にグサリと突き刺さったのだ。
飲まなくなって、回復すれば、酒害に関しては家族も口にしなくなるけれど、心の底に記憶されている過去のそれは、生きている限り、忘れることはないのだ。それを肝に銘じて、生きていくしかない。
考えてみれば、こんなにも一方的な関係は、家族や身内だからこそ成り立っていたのだ。どこかの知らないおっさんが酒を飲んでぐでんぐでんに毎日酔っ払っていたところで、他人なら、「アホか!」で終わりだろう。
回復までの過程を見守ってくれた家族は、大事にしなければいけないなあ。自分が再び酒を飲まない、という事はもちろんだが、もっともっと今の生活を楽しみ、盛り上げて行こうと思う。
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