今日で、断酒(不飲酒)は、区切りの良い450日目を迎えた。
昨日の記事へ、スエヒロ・中根さんから頂いたコメントとyoutubeへのリンクで、若かりし頃の朝を思い出し、懐かしくて、今日それを書いた。
知る人ぞ知る、『いすゞ 歌うヘッドライト~コックピットのあなたへ~』というラジオ番組だ。
1974年から2001年までTBSラジオで早朝に放送されていた。
オープニング曲はこちら
エンディング曲はこちら
私が主に聴いていたのは、20代から30代前半の独身時代だ。枕元にいつもポータブルラジオを置いていて、浅い睡眠から目覚めてしまい眠れない時に、スイッチを入れたものだ。
子供の頃からの体質で、朝までぐっすりという眠りではなく、数時間おきに目が開く。大体いつも、『いすゞ 歌うヘッドライト~コックピットのあなたへ~』が始まる頃、一旦目覚め、聴きながら、また眠るというパターンだった。
月曜から金曜まで(正確には、火曜から土曜まで)毎日パーソナリテイが日替わりで、それも楽しみの一つだった。全員女性で、しかも歌手だった。声が綺麗だった。ラジオなので、顔は分からないけれども。
コメントにも書いたのだが、こんな時間に働いている人がいる!長距離トラックの運転手さんたち、凄いなー、と私も元気を貰っていたものだ。
この頃は、放送時間が早朝3時から5時の2時間だった。いつからか、4時から5時の1時間に短縮され、ついに2001年、放送が終わってしまった。
特に、心に残っているのは、エンディングの曲『夜明けの仲間たち』(作詞:山川啓介、作曲:三木たかし、歌っていた人:糸川蛍子)。
全部の歌詞が好きだけれど、丸ごと載せると著作権の問題でいけないそうなので、一部引用ということで、いくつかご紹介。『』内が「夜明けの仲間たち」からの引用部分で、それに続く()内は、私の感想だ。
『心の中に 道がある 未来へつづく 道がある
瞳の中には地平線 いつも新しい夢がある』
(本当だ。心の中にある道こそ、自分を導く。透き通った瞳で地平線を見て、いつも新しい夢を思い描くなんて、素敵なことだな)
『走ろうじゃないか もっと遠くへ
運ぼうじゃないか 豊かな今日を』
(私は自分の足で走ってる。トコトコトコトコ亀さんのように遅いけど。でも、その足で豊かな今日を運んでいる)
『めざそうじゃないか もっと遠くを
作ろうじゃないか 大きな明日を』
(酒やめただけじゃなくて、もっと遠くを目指そう。いいなあ。大きな明日を作ろう)
『陽が昇る 空が燃える 世界がめざめる
元気にゆこう 元気にゆこう 夜明けの仲間たち』
(この、陽が昇る 空が燃える 世界がめざめる、という所が一番好きだ。少しずつ朝焼けしてきて、陽が昇る様は、本当に空が燃えているようだ。この時に、既に目覚めている自分がいる)
今の私の夜明けの仲間たちは、断酒仲間かつ早起き仲間のnobuさん、テツさん。夜明け前から起きているのは、私だけではないのだ。目覚めて、太陽が昇る頃、あの人もこの人も、もう起きてるかなーって、ブログのコメント欄を覗くと、既に「おはようございます!」なんて、嬉しいことだ。
もし断酒していなかったら、飲んだくれの仲間たちしかいなかったはず。。。
ところで、ここで話は変わって、またまた飲酒運転の車による犠牲者のニュースだ。
昨日(6月6日)午後7時40分頃、三重県松阪市で、ウォーキング中の主婦2人が、飲酒運転の車に後ろから撥ねられ、1人死亡、1人重体だそうだ。容疑者は、40歳。性別が書いてないが、名前から、どうも女性のようだ。
私も夜にウォーキングをすることがあるので、他人事ではない。前から来るならまだしも、後ろからでは気付かない。
酒なんぞ飲まずに、健康的なウォーキングをしている人が、酒なんぞを飲んで酔っ払った人間の運転する車によって殺されてしまう、傷つけられてしまうなんて、あまりにも理不尽で、許せない。
酒ある限り、飲酒運転はこれからも無くならないだろう。「飲んだら乗るな」とか「乗るなら飲むな」なんて、酒を飲んで酔っ払ってしまえばどうでもよくなり、結局運転してしまうのだから。
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