酒をやめてhappyになろう!

31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!《飲酒コントロール不能な「のみすけ」が書いてます。適正飲酒の方、酒を愛飲されている方は、当ブログをスルー(無視)して下さい》[コメント気まぐれ返信中m(_"_)m]

断酒・断酒・断酒!!

二十歳前にする酒の選択(断酒1年94日目)

 昼間、立ち寄った書店で、何気なく手に取った本をパラパラと見ていたら、ある人について、全く誤解していたことに気づいた。

 

 ある人とは、昨年亡くなった大俳優・三國連太郎さん。私の大好きな俳優さんである。

 

 『釣りバカ日誌』という映画で、鈴木建設の社長スーさんを演じていた人、と言えば知らない人はいないだろう。

 

 因みに、私がこれまで観た映画作品の中では、『飢餓海峡』が一番印象に残っているなぁ。

 

 今日まで、その風貌から、てっきり大酒飲みの人かな、なんて勝手に思っていたのだが、なんと、酒は全然飲まないのだそうだ。「飲めない」のではなく、「飲まない」。

 

 三國連太郎さんが子供の頃、父親が大酒のみの酒乱で、しょっちゅう母親と諍いが絶えなかったのだという。母親も夫から売られた喧嘩は買うタイプで、それはそれは大騒動の夫婦喧嘩だったという。それを見ていた三國連太郎少年は、一生酒を飲むまいと心に誓ったのだそうだ。

 

 子供の頃の誓いをずっと守り通して、生涯酒を飲まなかったというのも、凄いことだなと、思った。
 

 このエピソードから学んだのは、子供たちに、酒害をきっちり教えて、大人になる前に、酒を飲む・飲まないということを考える時間を設けたらどうかということだ。

 

 うわ!酒を飲み過ぎてこんな悲惨な状態になるのなら、僕は・私は、大人になっても、酒は飲まないぞ!って子供心に思うかもしれない。その後、彼ら・彼女らが大人になった時に、酒を飲む人になってしまうかもしれないけれど、子供の頃に受けた教育は頭のどこかに残っていて、必ず役に立つと思うのだ。

 

 因みに、私はそんな教育を受けたことがないし、内にいる中学生と高校生の子供に、酒害教育って学校であったか?と聞いても、「なにそれ?」というレベルだ。タバコは肺がんになるという教育は受けたらしいが。

 

 子供たちが世の中へ出る前の教育が、片手落ちすぎる。タバコばかりではなく、酒害教育をきっちりやってほしい。酒の恐ろしさを叩き込んでおけば、よくある大学での新入生のアルコールハラスメントによる殺人も減るだろう。毒を飲ませたり、飲んだりするのは、酒が毒であることを知らないからだ。

 

 先般施行された、『アルコール健康対策障害対策基本法』の《一次予防(発生予防)として、「教育・啓発・研修の充実」と「国によるアルコールの社会規制システムづくり」をめざす》という、一次予防という観点に照らすと、小学校・中学校の、義務教育、それにプラスして、高校でも是非、酒害教育をやるべきだと思うが、如何だろうか。

 

 それぞれの地域の断酒会などの組織が、会員を派遣して、学校で酒害の講演会をやるというのも、いいと思う。実際に酒を飲み過ぎて、生活が破綻し、困難を乗り越え立ち直ったひとの経験談を子供たちに聞いてもらい、学んでもらうのだ。

 

 うちの子は、タバコで肺が真っ黒になり、肺がんになるということを教わり、タバコは絶対に吸わないと言っている。(以前も書いたが、実は、あの真っ黒い肺のポスターは、嘘っぱちらしいが。。。)

 

 酒も、かなりインパクトのある害の教育という事で、アルコール依存症の末期とか、酒によって萎縮してしまった脳の画像とか、変異してしまった肝臓などを見せて、如何に恐ろしい飲み物であるかを、フレッシュな頭を持つ子供たちにインプットしてあげるべきだ。

 

 もし、これが実現すれば、世の中で言われている、「お酒は二十歳になってから」という、正にその年齢に達する前に、子供たちは、「酒を飲まない」という選択が出来るではないか。

 

 現実におかしいのは、「未成年者飲酒禁止」とか「お酒は二十歳になってから」という、如何にも二十歳までは我慢しなさいよ、二十歳過ぎたらガバガバ飲んでいいよ、という、飲酒礼賛のような風潮だ。

 

 とは言うものの、これ、きっちりやると、困る大人たちもいるから、そうコトは簡単に進まないのだろう、きっと。その辺は、よく分かる。利害が絡むと、トンデモナイ所から圧力が掛かるのが、この世の習い。

 

 未来を担う子供たちの人生より、酒の売り上げの方が大事な人々がいるからね。

 

 話を戻して、三國連太郎さんと言えば、30代の頃に、映画で老け役をやるために、上下10本の健康な歯を抜いてしまったことでも有名だ。

 

 ちょっとだけパラパラと立ち読みした本だったが、題名を思い出せない。明日、同じ書店へ行って、メモして来よう。買ってしまえばいいのだが、懐具合が淋し過ぎて、図書館に予約だなー(笑)

 

 

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