酒をやめてhappyになろう!

31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!《飲酒コントロール不能な「のみすけ」が書いてます。適正飲酒の方、酒を愛飲されている方は、当ブログをスルー(無視)して下さい》[コメント気まぐれ返信中m(_"_)m]

断酒・断酒・断酒!!

やめてみてわかること(断酒1年97日目)

 昨日の記事に書いた、NHKクローズアップ現代の「あなたの飲酒 大丈夫?」という番組を見た話。

 

 もし、私が、現役バリバリで飲酒している時に、この番組を見たなら、「私の飲酒は大丈夫!」と、胸を張って、宣言したと思う。それでも、「本当に大丈夫?」なんて聞かれたら、「うるさいな!余計なお世話だよ!」って怒ってしまっただろう。

 

 毎日酒を飲んでいる人は、何かのきっかけで、自分自身が気付かない限りは、傍から見てどんなに問題飲酒であっても、それを病気だとは考えないし、認めようともしない。

 

 飲酒の世界の内側が、飲まずにはいられない人、外側が、そこから出た人だとしたら、私は脱出して外側に立って、一年とちょっとかな。昨日のような番組も、かつての自分を思い出しながら、冷静に見ることが出来た。

 

 岡目八目というやつで、今や私は飲酒の当事者ではないので、その利害得失が、本当によく分かる。

 

 世の中が飲酒を礼賛し、煽りに煽っている風潮も、酒の席を特別視する輩が多いことも、そのバカバカしさも、実は、酒などと言うものは、碌でもないシロモノだということも、やめてみて初めて分かることばかり。逆に言えば、これらのことは、飲んでいる内は、何一つ分からない。

 

 でも、この、酒をやめてみて、というところにたどり着くのが、また大変なことだ。これは、自ら昨年経験しているので、本当によく分かる。始めても、途中で挫折する人も多いだろう。でも何度でもチャレンジして、酒などとは手を切って、爽やかな生活に舵を切ってほしいなあ。

 

 酒を断つことが中々出来ないことに関しては、根性がないとか、精神力が弱いとか、実行力がないとか、そういう事は絶対に関係がなくて、先ず病気だと認めることが先決だと思う。そこからは、自分はどうすれば良いのか、自分で考えて、決断し、行動する。

 

 今は、酒を断つための情報も、ネットで検索出来るし、医療機関やら、自助の会やら、その他、助けてくれる機関・組織も、あちこちにある。あとは、素直に病気であることを認めて、行動あるのみ。

 

 いっとき、酒を飲むと気持ちが良くなることに味を占め、繰り返しているうちに抜けられなくなる。嬉しいことよりも、辛いことがあるときに、酒の力を借りるようになり、何の解決にもならないのに、酒に逃げるようになる。それが高じて、酒中心に生活が回るようになる。

 

 この悪循環は、アルコール地獄へのスパイラルだ。

 

 やめてみてわかる、酒の無い生活の軽やかさ。浮世の飲酒社会とは距離を置く生活の気持ちよさ。アルコールを身体に入れない日々の清々しいこと!

 

 酒は、合法的な麻薬に過ぎない。決して人生に潤いなど与えない。子供の頃からの洗脳が解けずに、大人になって飲むことにより更に強化されてしまっただけだ。身体から酒と言うものが抜けるまでは苦しむだろうが、悪霊退治と思って、是非追い出してほしい。

 

 但し、敵もさる者。一筋縄ではゆかぬ。いつまでもいつまでもへばりついて離れない。身体の底から、「酒を飲ませろ~!」としつこくせがむ。私の体内にもまだいる。治癒はなく回復のみというのは、これだ。退治は出来ないが、かなり小さくなった。かつての象さんから、今やアリさんくらいのサイズになった。

 

 

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