酒をやめてhappyになろう!

31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!《飲酒コントロール不能な「のみすけ」が書いてます。適正飲酒の方、酒を愛飲されている方は、当ブログをスルー(無視)して下さい》[コメント気まぐれ返信中m(_"_)m]

断酒・断酒・断酒!!

飲んでも乗るし、乗るけど飲むし(断酒1年137日目)

 2012年7月4日、熊本県宇土市で起きた事故。


 食事後、夫婦で歩いていたところを、背後から飲酒運転の女に撥ねられ、奥さんが死亡。犯人の女性は、地元の銀行の支店長代理(52)で、飲食店で酒を飲み、帰宅途中だったとのこと。基準値の4倍にあたる、呼気1リットルあたり、0.57ミリグラムのアルコールが検出されたそうだ。

 

ところがその後の裁判で、この犯人の女性は懲役たったの2年の実刑判決を受けて、服役中だという。でもこれ、去年のニュースだから、そろそろ、刑期を終えて出所してくるのだろうな。犯人が刑期を終えたところで、亡くなった方の命が戻るわけでもなし。

 

 

 この報道の取材の中で、ご主人は、

 『事件事故は必ず忘れらる 風化するんです そしてまた繰り返し起こる』
 『社会がもっと飲酒運転撲滅のシステム 仕組みを もっと整えないといけないと思う』
とおっしゃっている。

 

 現に、この夏も、飲酒運転事故はあちこちで起きている。正に過去の重大事故は忘れ去られ、風化している。しかも、飲酒運転撲滅のシステム、仕組みは、全然整えられてはいない。

 

 この事件が他人事でないと思ったのは、私の身にもいつ降りかかるか分からないからである。酔っ払いが運転する車が背後から突っ込んで来ても、避けることが出来ない。つい2週間ほど前の小樽の事故も、泥酔状態の犯人が、背後から車を4人の女性にぶつけている。

 

 マスゴミは、そのときだけ、加害者・被害者について執拗に報道するが、何しろ、毎日のように起こるその他の事件・事故のほうが優先されるから、忘れられるのも早い。僅か2週間と少し前の、小樽での事件も、既に風化している。

 

 一体いつから、こんな悲劇が繰り返されているのだろうか。

 

 飲酒運転・事故に対して、どんなに厳罰化しようとも、現状の野放し状態のアルコール飲料販売事情と、自動車の構造では、それは無意味に等しい。

 

 飲んで酔うという身体の状態変化により、的確な状況判断というものが出来なくなるのに、車の運転操作という運動能力は、頭ではなく身体が覚えているので、何の躊躇もなく、エンジンを始動してしまうのだろう。そうして、脳内での論理的思考能力は全く減退しているので、凶器と化した車が公道を走ることになる。

 

 こうなると、自動車は、正に走る凶器である。操っているのは、普段のその人ではない。エタノールという薬物で大脳に麻酔をかけらて出現した別人格がハンドル・アクセル・ブレーキを操作しているのだ。

 

 これは、相当に恐ろしいことだ。歩行者にとって、対面から車が来ている場合なら、まだ、ほんの少しは避けることも出来るかもしれない。背後からいきなりかなりの速度であんな鉄の塊がぶつかってきたら、どんなに日頃身体を鍛え上げていても、所詮人間の身体など、ひとたまりもない。豆腐を金づちで砕くようなものだ。

 

 仮に、飲む前に、「飲酒運転は免許取り消しで、○年以下の懲役または○円以下の罰金」という事を知っていたとする。もっと極端に、例えば、飲酒運転は死刑という法律が出来たとする。

 

 でも、「飲酒して運転するのは、危険だし、捕まったら大変なことになるな」と意識して、飲み始めたとしても、酔いが回っ てくると「ちょっとだけなら、大丈夫」「そんなに飲んでないから大丈夫」「このオレ(ワタシ)なら大丈夫」「見つからなければ大丈夫」と、別人格が出てきて、勝手に車を操縦することになる。

 

 結局、酒を飲んでいる内に、

 【飲んだら乗るな、乗るなら飲むな

   ↓↓↓

 飲んでも乗るし、乗るけど飲むし

 いつの間にか、このように飲酒前後で正反対になっているわけである。

 

 私のように元飲んだくれが断酒している場合、自分ひとりは、酒害から遠ざかることが出来ている。が、昨日も書いたけれども、酒害の被害者になる可能性はいつだってある。道を歩いていて、背後から飲酒運転の車やバイク、自転車が来たら、必ず怪我をするか、死ぬ。

 

 飲酒運転したらあかん!厳罰化するよ!と、やってしまった後のことを厳罰化して、云わば恫喝によってこれを減らそうとしても、減らないし無くならないだろう。今までの経緯を見れば、一目瞭然である。

 

 酒の販売や飲酒そのものに規制を掛けるのは、今の日本では難しいようであるから、車そのものに酔っ払いが運転しようとしても動かないシステムを付けるしかないだろう。

 

 日々進化し、今や自動運転を実現しつつある技術を持ってすれば、車に飲酒運転の防止装置を取り付けるのは容易いことだし、一番の近道だと思う。酒を飲んでいない人が成り済ましてチェックを潜ると言うところも、運転席に座った人を別のセンサーで再チェックするような工夫で、何とかなると思うがどうだろうか。

 

 そういう装置を付けると、車両価格が跳ね上がり、当初は売れなくなるかもしれないが、飲酒運転事故を根本的に減らすことが出来るはずだ。

 

 人の命と、車の値段と、どちらが大事なのか、という事だ。

 

 しかし、毎年、悲惨な飲酒運転事故で、多くの人が被害を受けているのに、《厳罰化》と《取り締まり厳重化》の動きしかない。恐らく、車の値段の方が大事なのだろう。

 

 

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