アナログとデジタル。
世の中、何でもデジタルな時代だ。ちょっと調べてみると、デジタルとは、
・データを数値化するときに、整数値(すなわちdigit)で表すこと
・コンピュータ内部での、数値の表現方法。2進数(0と1だけ)
・耳に入った時の感じは、ハイテクノロジー、先進的
アナログとは、
・時間や距離などの連続した量を他の連続した量(例えばグラフや角度)で表すこと。
・連続しており、切れ目がない。
・耳に入った時の感じは、ローテクノロジー、時代遅れ
アナログとデジタル、どちらがいいとか悪いとかということではない。
飲酒量をコントロール出来る人は、アナログ的に飲める。メトロノームの針のように左から右へ、右から左へ。車の燃料計みたいだ。0から満タンまで連続している。
問題飲酒の人は、本人の自覚如何にかかわらず、デジタル的にしか飲めない。2進数の世界。0か1だけ。0=全く飲まない。1=とことん飲む。
つまり、前者は、その日によって、極小~極大の間を、その飲酒量が変化するのだが、後者は、嬉しいのか悲しいのか、飲まないか、飲むか、どちらかを選択するしかない。これだけなのだ。
私がかねてより主張している、50歳を境に酒を断った方が良いという話。アナログ思考で、少しずつ減らそうとか、未練たらしいことをしていると、サイン関数のカーブのように、下降したかと思うとまた上昇する。切れ目がないからだ。なので、デジタル思考で、49に1を加え、50という年齢に達したら、1から0へ切り替えるのがベスト。飲酒(1)から、不飲酒(0)へ。
このことの裏付けを、ここに載せておく。
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『メルクマニュアル医学百科 家庭版』より(赤字&下線付けは、のみすけ)
加齢による肝臓への影響
年をとると、肝臓には多くの構造的な変化や微細な変化が起こります。たとえば、肝臓の色は明るい茶色から暗い茶色に変化します。サイズは次第に小さくなり、血流量も減少していきます。しかし、肝機能検査は全般的に正常のまま保たれます。
肝臓がさまざまな物質を代謝する働きは、年をとるにつれて衰えていきます。そのためある種の薬は、高齢者の体内では若い人ほどすみやかに不活化されない場合があります。その結果、若い人では副作用を起こさないはずの用量でも、高齢者では用量依存性の副作用が起きることがあります(加齢と薬を参照)。したがって、高齢者ではしばしば薬物の使用量を減量する必要があります。また、各種のストレスに対する肝臓の抵抗力も弱まります。若い人よりも肝臓に有害な物質の害を大きく受けるようになります。傷ついた肝細胞を修復するスピードも高齢者では遅くなります。
胆汁の生成量や流量は年齢とともに減少します。その結果、胆石ができやすくなります。
原書最終査読/改訂月 2006年7月
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酒の主成分であるエタノールは、もちろん薬物である。
と、今日はこの辺りにしておいて、後半は、かみさんと行ってきた、秩父をレポート。
こんなにもいい所なのに、誘っても子供たちは、一緒に来ない年齢になってしまい、ちょっぴり淋しい。そろそろ、親離れ・子離れの季節を迎えたのかな。
やっぱり、山は里より涼しい!爽やかな空気が充満し、鳴いているセミの鳴き声も、普段聞きなれているそれとは違う。歩いていて暑くても、木陰に入ると空気がひんやりしていた。
秩父鉄道は、昔懐かしい感じで、駅員さんが切符をパッチンしてくれる。
天井の扇風機と、左は中の、右は、外の開閉ボタン。乗車、下車ともに、自分で押さないと、ドアが開かない。
鍾乳洞へ向かう道で、トカゲと芋虫という妙な取り合わせを発見!実に面白い。
スズメガの幼虫くんらしい。モゴモゴ動いていた。
ちょっとピンボケだけど、日本トカゲくん。光沢が実に美しい!
今日の最初の目的地、鍾乳洞。撮影禁止とのことで、ひんやり涼しげだった洞窟の中は、ヒミツ!ただ、想像していたよりかなり狭かった!ひんやり冷え冷えだったが、出口では、汗だくになっていた(笑)
ちょっとだけ、「インディ・ジョーンズ」の気分を味わえたかな。
これは、キバラヘリカメムシというらしい。なんだかおもしろい模様だ。
これ、道端の木に生えてた、天然のキクラゲ。触ってみたが、本物だった(笑)!ちょっと感動した。
ここは、二番目の目的地。
飲んでみたが、実に甘露!
参拝の後、少し裏山を探検していたら、ブーンと飛んできた。メタリックな、何というか、赤い金色に輝くコガネムシだ。初めてみたかも。帰宅後に調べたら、オオセンチコガネというコガネムシだそうだ。
美しい!
虜になった。
手に載せて遊んだ。
可愛い!
私の薬指に上り、少しだけ前足でバイバイする仕草?
薬指のてっぺんから、ブーンと格好良く離陸して、彼は飛び去って行った!
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