酒をやめてhappyになろう!

31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!《飲酒コントロール不能な「のみすけ」が書いてます。適正飲酒の方、酒を愛飲されている方は、当ブログをスルー(無視)して下さい》[コメント気まぐれ返信中m(_"_)m]

断酒・断酒・断酒!!

酒への『激しい恋』(断酒1年166日目)

 西城秀樹のヒット曲『激しい恋』(作詞:安井かずみ /作曲:馬飼野康二)

 

 昭和49年(1974年)の歌なので、その頃テレビやラジオで流れていたことを懐かしく思い出す人は、私と同世代かもしれない。私は中学1年生だった。

 

 なんでまた、急に?

 

 たまに覗くネットの相談コーナー。酒をやめてほしくて、周囲がやきもきして、通院やら入院やらの手段で応援しているのに、肝心の本人が一向に止めようと決意しない、と言うのがあった。それを、読んでいる時、私の頭に突然この歌が流れた。

 

 あ~。懐かしい歌だ!

 

 酒を「やめろ」とか「どうかやめてくれ」と、身内(親だったり、配偶者だったり、子供だったり)に言われるのだが、当の本人にしてみると「やめろと言われても・・・」と。こうなるわけだ。

 

 このブログには、たまに、歌謡曲の替え歌を作って載せたりしているけれども、この『激しい恋』は、異性への恋の歌としてではなく、酒への恋の歌として聴いてみると、歌詞を替える必要が全然ないことに気付いた。

 

 本来の歌の意味はもちろん、男が女を好きになり、激しく恋してしまい、その燃え上がるような情熱を歌うというものである。
 

 

 「やめろと言われても
今では遅すぎた」

 「やめろと言われても
一度決めた心」

 「やめろと言われたら
死んでも離さない」

 「やめろと言われたら
よけいに燃えあがる」

 

 「もしも恋がかなうならば
どんなことでもするだろう
ぼくの人生を変えてしまうのか」

 

 酒への激しい恋と言うものは・・・

 

 やめろと言われると、ますます激情に駆られる。やめろと言うのは、火に油を注ぐようなもの。酒さえ飲めるなら、真夜中でも、地を這ってでも、買いに行く。そして己が口中にその液体を注ぐのだ。

 

 この歌のように、激しい恋をしたまま、それが《さめない》のが、アルコール依存症の実態である。《さめない》に当てる漢字は、《冷めない》《醒めない》《覚めない》が全て当て嵌まる。

 同じ恋でも、本物の異性への恋と、酒への恋には大きな違いがある。それは、異性への恋はさめることがある。が、酒への恋はさめない。そして年がら年中恋している。恐ろしいことに、酒の方からは決して嫌いとは言って来ないから、いつでも相思相愛なのである。

 

 「この身を引き裂く迄
恋にこがれて 焼かれて」

 酒に己の身を引き裂かれても、それでもなお、酒に焦がれ、焼かれるのだ。


 「ぼくの人生を変えてしまうのか
黒い黒い瞳の誘惑」

 正に、一度その誘惑に負けると、酒に人生を変えられてしまう。酒に瞳は無いが、いつも酒に見詰められている。酒が自分に愛情を持っているかのようだ。

 「地の果て迄も行こう
君をこの手に抱くなら」

 酒さえあれば、地の果てだろうと、宇宙の果てだろうと、行ける(ような気がするだけ)。


 「ぼくの人生を狂わせるような
黒い黒い瞳の誘惑」

 人生を、酒によって狂わされる人が多い。最悪なのが、飲んだくれの加害者に人生を狂わされた無辜の人たちだ。

 

 問題飲酒を自覚しているならば、何かのきっかけで、酒への激しい恋から、是非、醒めて!冷めて!覚めて!みよう。

 

 私は、『百年の恋も一時に冷める』ような気分を今味わっている。実際には、酒を断ち、31年にも及ぶ酒への恋から冷めるまで、一時どころか、たっぷり1年はかかったけれども。徐々に徐々に、冷めて、今や氷点下にまで下がった。

 

 

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